痒くて痒くて眠れないという日もほとんどなくなってきて、あのつらい日々を考えると今はちょっとだけ天国です。
アトピーがひどくなってからは、息子を遊ばせるため以外にば人と接することを避けてきました。
何故って、自分でも鏡を見るのが怖いくらい顔が変わってしまうほど症状か体全身にこれでもかっていうくらい出ていたからです。
恥ずかしい、というかなんというか複雑な気持ちから。
ピーク時は、瞼の際まで皮膚がガザガサになって、皮膚が突っ張り、目を閉じても半目を開けている状態になっていました。
うまく表現できないのですが、ファンタジー映画にでも出てきそうな、木に顔があって、樹皮がガビガビと動きながら表示を作る…みたいな。
わかりにくいですね。
とにかく、自分が見ても気持ち悪い顔、今までの友人にそれを見せるなんてなんだか考えられなくて、引き篭ってました。
よく『今、ヒドイ状態で…』って話すと、『私もアトピーじゃないけど』とか『そんなの気にしないで』とか言われます。
確かに、人それぞれ大変なことを抱えて生きていると思うけど、ごめんなさい、やっぱりあのヒドイ状況では、自分が1番大変だと思ってしまうのです。
私も元気な時はついつい言ってしまいがちでした、『私も似たような経験がある』とか『気にしないで』とか。
これからはもっと違う励まし方したいなと思う今日この頃です。
危ういけど、走ることもできるようになりました。