感動しました
久しぶりにすばらしい本に出会いました。
『三十光年の星たち』という上下巻ガッツリとある小説で宮本輝さんのです。
内容は私から発してしまうと陳腐になってしまうので避けますが、
私がこれまでに詠んできた氏の小説は、
そのほとんどが、優しく流れるように文章がつづられていて、
登場人物の人物像や心の動きを、
まるで自分のことのように捉えられるように描かれています。
この作品は、今まで読んだ中でもとりわけ、
人物や情景が明確に思い浮かび、
登場する人々に感情移入してしまうほどでした。
ストーリーは事件性があまりないお話です。
でも、先はどうなるんだろう
どうなって行くんだろ~~~と、
先を知りたい半面、
終わらないで欲しい・・・
このままずっとこの人たちの物語を読んでいたい。
そんなふうに心に染み入るお話でした。
時間をあけてまた読み直してみたいと思っています。
全然本の紹介にはなっていませんね
もしよければ書店で手にとって見てみてください

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