子供のころから、父方の実家が山形だったことから、
サクランボ、リンゴが季節になると大量に送られてきて、
むしゃむしゃ食べていました。
でもある時、さくらんぼを食べた後に、
唇がプク―っと膨れ、喉も苦しくなり、
耳の奥の方が痒くなるという症状が出始めました。
この症状が、『果肉過敏症』と呼ばれるものだそうです。
最初は、果物を食べてそんなことになるんて知らなかったから、
普通に食べ続けてたんですが、大人になるにつれ、
『これはさっき食べた果物のせいだな・・・』と気付き始めていったのでした。
私が自分でそれに気づき
『サクランボとリンゴは、食べると苦しくなるから食べたくない』と母親に言った時、
母の反応は、
『そんなふうになる人なんて聞いたことない。あんたの体はおかしな体だね~』と一蹴。
ある時は、
『子供のころ、アレルギー検査した記憶があるんだけど、
その時って何に反応したの』と尋ねたことがあるのですが、
『何だったかな~、トリニク?綿?・・・・・違った、シルクだったかな~』と
全然覚えていませんでした。
我が親ながら、あてにならない、頼れない・・・・・と思いました。
そいうえば母は、
私が38℃以上の熱で寝込んでいる時に、
『元気出すためにステーキでも焼いてあげようか?』と、
真面目に聞いてきたりする人です。
本人は、めったに風邪も引かず、
ピンピンと生きてきた人なので、
私のような色んなものに反応したり、
すぐに具合が悪くなる人のことはよくわからなかったようです。
今思うとこれが良かったのではないかと思うのです。
母親から必要以上に
『大丈夫』
『それはダメこっちにしなさい
』
などとうるさく言われていたら、
そのことでストレスを抱えてしまっていたからかもしれないからです。
そして、私の中にもちょっとだけその血が流れていて、
『まあ、アレルギー源を調べたところで、
反応が無くなるわけではないから、
自分で何とかするしかないな・・・』と考えてしまうようなところがあります。
考え方の楽観主義は母から、
異常に色んなものに反応する体は父親から、
それぞれからちゃんといただいているようです・・・・・
でもー小さなお子さんを持つ方は、
自分の子供の小さなサインに、
できるだけ気付いてあげて欲しいなと私は思います。
長い・・・失礼しました・・・・

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