ポジティブに思考するには順番がある | ⭐︎MIKAのアラフォー, 独身, 海外在住女子赤裸々日記⭐︎

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スペインバルセロナ在住MIKAです⭐︎
「己を知れば全てに通ずる」をモットーに、自分と向き合う日々を綴りまーす

前回のブログで

 

 

告知宣言をしたのに

 

 

全然ブログを書く気分になれなかった。

 

 

 

 

 

 

実は1週間前に父親が

 

 

病院から電話をしてきて

 

 

母が病院に運ばれて

 

 

その場で緊急手術をしたとの連絡だった。

 

 

 

 

胃に腫瘍があり、そこから出血をしていて

 

 

すぐに手術をしないと危ない状況で

 

 

胃を3分の2摘出したとのことだった。

 

 

 

 

 

びっくりしたけれど

 

 

いつものように

 

 

少しでも父親が安心できるよう

 

 

私は前向きな言葉をかけて励ました。

 

 

それが離れている娘ができるせめてもの

 

 

ことだと思った。

 

 

 

 

電話を切ったあとも母は大丈夫、

 

 

これは母が自分と向き合って

 

 

今までのあり方を見直すきっかけでしかない、

 

 

と自分に言い聞かせてた。

 

 

 

 

 

でも時間が経っても気持ちが落ち着かない。

 

 

 

 

 

そこで自分の心を落ち着いて感じてみた。

 

 

 

 

そうしたら本当はとても悲しくて

 

 

泣きたい自分がいた。

 

 

 

 

 

私は今までも力技で

 

 

自分をポジティブに向かせようとする

 

 

節があることに気づいた。

 

 

 

 

 

泣きたいなら泣かせてあげよう、と

 

 

 

そこで思いっきり泣いた。

 

 

 

 

 

思いっきり泣いたら

 

 

母が具合が悪くなって手術して

 

 

悲しい自分の他に

 

 

独り身でいることを心から悲しんでる

 

 

自分が出てきた。

 

 

 

 

今までその気持ちに蓋をして

 

 

ひとりの生活も楽しいと

 

 

前向きにいたけど

 

 

ひとりで寂しくて辛かった自分。

 

 

 

 

 

そしてさらには

 

 

涙目になった父の姿を思い出して

 

 

また涙がでた。

 

 

 

 

その涙は

 

 

私が家族を幸せにしてあげなきゃという

 

 

責任感をひとりで背負っている気持ちが

 

 

奥底から湧き上がり現れたからだった。

 

 

 

 

 

一度緩んだ涙腺は

 

 

止めることはできない。

 

 

 

 

何日間かは、気が緩むと

 

 

心臓から絞られた涙が溢れてくる

 

 

と言う日々だった。

 

 

 

 

今思えば

 

 

この涙は今まで蓋をしてきた

 

 

悲しみの感情を浄化して

 

 

くれたんだと思う。

 

 

 

(現に次の日の自分の顔は

 

見事に腫れていたけど

 

スッキリとして見えた。)

 

 

 

 

 

ポジティブ思考になるのは

 

 

とてもいいけど、

 

 

自分に湧き起こるどんな感情も

 

 

誤魔化してはいけない。

 

 

 

 

独り身で寂しい自分の感情も

 

 

両親の仲が悪くて悲しんでいる

 

 

自分の感情も

 

 

母の体調が良く無いことに

 

 

悲しんでいる感情も

 

 

全て自分の本音。

 

 

 

 

 

 

思う存分泣いた後で

 

 

ようやく心から

 

 

母のことを大丈夫、

 

 

と思えるようになった。

 

 

 

 

やっと分かった、

 

 

ポジティブに考えると言うこと。

 

 

 

 

悲しみや不安などの

 

 

ネガティブな感情を否定して蓋をせずに

 

 

まずは自分の本音を

 

 

ちゃんと聞いてあげる。

 

 

 

 

そしてその後初めて

 

 

ポジティブな視点で物事を見る。

 

 

 

 

この順番が大切だと

 

 

やっと肚に落ちたのだった。