チョイ住みヨーロッパチームで
始まったリレーコラム。
1周目のテーマは
各国恋愛事情。
今回はバルセロナからお届けします
イギリス、オックスフォードからひろえさん
オランダ、アムステルダムからるんるん
ドイツ、ハンブルクからよしこちゃん
スペイン人って情熱的で
恋多き人種って思いませんか？
しかし、スペイン人って
一度真剣にお付き合いをし始めると
と〜っても長い間
同じパートナーといるのが
割と常です。
４年、５年なんて並って感じで
１０年、またはそれ以上
お付き合いをしているカップルが
ザラにいます。
２０代のカップルでも
長く付き合っているカップル
多いですねぇ〜。
その理由に結婚という形に縛られていない
若者が増えて来ているということがあるかも。
結婚という紙上の契約を敢えて選ばない
人が増えていることが
影響しているようにも思います。
それはなぜかと言うと、
多くの人はもう以前のように
キリスト教の教えを信じていなく、
むしろ反発していると言うことが
原因のひとつにあります。
これまでのキリスト教の教えが
いかに人々をコントロールするために
利用されてきたかと言う事実が
明るみになってきている今、
若い人たちは特に宗教離れしてしまって
今までのヨーロッパの伝統的な
結婚の形式には興味を持たなく
なってしまいました。
なので結婚という形式に囚われなくなり
紙切れ一枚で何が変わるの？
と言う意識を持っている人が
増えてきている様に思います。
籍を入れずにいるカップルや
事実婚制度を取り入れている
カップルが多いのは
そんなところからかも。
ま、だからなのか
子供ができてから別れるカップルも
多いですけどね〜
そして、もう一つ面白い話が
スペイン人は気軽に
「愛してるよ。」
とは言わないということ。
意外ですよね？
この愛してるにあたる
“Te quiero” （テキエロ）
という言葉は、
相手とのパートナーシップ上の
信頼関係が成り立って
心から相手のことを愛していると
思った時に初めて口にします。
それまでは
好きだよ、大好きだよと言う
“Me gustas” （メグスタス）
“Me encantas” （メンカンタス）
を使ったり。
もっと深い愛を表現する時には
“Te amo” （テアモ）
と言ったりします。
スペイン人は
言葉の持っているニュアンスを
とても大事にしています
とは言え、
愛情表現の豊かなスペイン人。
綺麗だよ、
愛してるよ、
の言葉はカップルの間では日常茶飯事。
そこら中から聞こえて来ますよ
今日はちょっと気分を変えて
バルセロナ恋愛事情を綴ってみました。
また気が向いたら書いてみようかと思いま〜す