世界情勢のことが気になっています。
知識が不十分なので文章にすることに躊躇いがありましたが、シニさんなら絶対に書いていたと思うので、少し感じたことを書きたいと思いました。
シニさんは陽向に、「父より君へ」というブログを書き残しています。
その中に「暴力とウソ」について書いてありました。
暴力とウソは簡単に人を恐怖に落とす力がある、と。
今、暴力により、日常が壊され恐怖と不安を感じている人たちがいます。
「戦争」が過去のものではなく、現実のものとして存在し、私たちも傍観者ではいられないことを実感しています。
私たちにできることは何だろう。
シニさんのブログを読み返してみました。
「答えが出ることが正しいことだと僕は思わない。
複雑なものを複雑なまま受けいれる力が必要だ。
考え続けるという行為によってのみ正当性が生まれてくる。
考え続けることを放棄してはならない。」
戦争は考え続けることを放棄した結果なのではないか。
人の命や生活を奪うことは、決して許されない。
どんなに偉い人であってもだ。
そして、もう一つ。
安全な場所に立って、人を批判することは簡単だ。
しかしそれだけで終わってはならない。
考えなければならないと思う。
なぜ、このようなことが起こったのか。
なぜ、すぐに侵攻をやめさせることができないのか。
今私たちにできることは何なのか。
そうしなければ、また他の人が同じことを繰り返してしまう。
そのようなことを考えました。
まずは考えよう、いろんな立場に立って考えてみようと思います。
そこに私にできることが見つかるかもしれません。
今は見つからなくても、この先で見つかるかもしれません。
考えることを放棄せず、考え続けてみようと思います。
たくさんの宿題をありがとう、シニさん。
(神戸 摩耶山にて)