朝。

空の美しさに涙がこぼれました。



昼。

どこからか導かれるようにピアノの音。

「野に咲く花のように」をリクエストして号泣。


野に咲く花のように 風に吹かれて
野に咲く花のように 人をさわやかにして
そんなふうに 僕たちも
生きてゆけたら すばらしい
時には暗い 人生も
トンネル抜ければ 夏の海
そんな時こそ 野の花の
けなげな心を 知るのです

野に咲く花のように 雨に打たれて
野に咲く花のように 人をなごやかにして
そんなふうに 僕たちも
生きてゆけたら すばらしい
時にはつらい 人生も
雨のちくもりで また晴れる
そんな時こそ 野の花の
けなげな心を 知るのです

そんなふうに 僕たちも
生きてゆけたら すばらしい
時にはつらい 人生も
雨のちくもりで また晴れる
そんな時こそ 野の花の
けなげな心を 知るのです



その後「きたよー」とまりえさんと命の恩人を連れてくれました。

「あなたのためなら何でもするから!」

と抱きしめてくれました。

「来年も生きて!」

とお年玉をくれました。

愛を感じます。



まりえさんとゆっくり過ごし、



過ごしている間に、
母と叔母とまりえさんのお父さんがお見舞いにきてくれました。
僕のお墓とお骨をどうするか話し合いました。
みんな僕の死を受け入れてくれているので僕はすごく楽です。
ちゃんとお別れが言えるのはがんのいいところです。
ありがとう。
愛してるよ。


夕方。
最初に入院した病院の看護師の人たちがお見舞いに来てくれました。


プレゼントに愛がこもっています。
最初の病院で素晴らしい先生に巡り会えて僕は本当に幸せでした。
先生の名前を息子に付けたいほどに感謝しています。
お世話になりました。
ありがとうございます。


そうして、目一杯の日を過ごした僕はマスクをしたままお風呂に入っていました。




自撮りで気付きました。
どうりで息苦しいわけです。


部屋に帰ってきてこのすごい一日に感謝します。
みんなみんな幸せになりますように。
人生に喜びを!
祝福あれ!
Rejoice!