■となりの人間国宝さんと御影整体学院

「となりの人間国宝さん」という関西ローカル番組の取材がありました。

関西に限って言えば紅白よりも視聴率がある怪物番組です。

「奇跡の腰浮かせ」がベストセラーになったお陰です。

 

 

 

 

その当時、まりえさんとの結婚を真剣に考えていました。

和歌山の田舎で謎の韓国人がやってくる。

しかも娘と結婚をする。

今でも神戸という都会でありながら出稼ぎ外国人としてチップを渡されます。

「あんたぁ、日本にきて偉いわねぇ。家族に仕送りしてはるんでしょ?」

僕は日本生まれの日本育ちです。

 

どう考えてもネガティブになってしまいます。

僕の周りも難しいなぁ・・・と悲観的でした。

 

そのタイミングでテレビ撮影があったのは大きな心の支えになりました。

本当に運が良かったように思います。

実は「スマホ首があらゆる不調を引き起こす!」も

まりえさんと結婚したいという情熱だけで書き上げました。

「本を出版している先生」と紹介してもらうと信頼感が増すだろうと思って書きました。

 

和歌山のお母さんにDVDを渡し、後日挨拶に伺います。

僕の想像していた田舎と全く違っていました。

僕が韓国籍であることは全く意にかいさず。

お母さんは喜んで出迎えてくれました。

お父さんは無条件に僕を可愛がってくれました。

「まりえが選んだ人だもん、反対する理由がないわ」

と言ってくれとても嬉しかったです。

 

取材と同じタイミングで御影整体学院の創設をしました。

まりえさんが中学校の先生をしていることに影響を受け、教育の重要性を感じていました。

 

 

大人にも学ぶ場が必要で「である」「ねばならない」という固定概念を一度ひも解き、

もっと自由に学びなおしの時間が必要だと思っていました。

 

それは鶴見俊輔がヘレンケラーと出会った際に

「アンラーン(学びをほどき)リラーン(編みなおす)」という言葉に深く共鳴したためです。

 

技術を伝えたいという事はもちろんですが、

人生に息が詰まり自分の人生を諦めている大人があまりにも多いと感じていました。

 

テレビでは僕の紹介ついでに御影整体学院の宣伝もしてもらいました。

となりの人間国宝さんの影響力はすさまじく、放送日当日、

入校希望の問い合わせと整体の予約の電話が午前1時まで鳴りやみませんでした。

 

御影整体学院のお陰でゆっくり小学校の教員として選んでもらえました。

その縁で、普段出会えないような素晴らしい人たちで出会うことができたことは僕の人生の宝物です。

 

ゆっくり小学校 | 「ゆっくりweb」辻信一とぶらぶら・坐ベンチャーズ・ゆる自然農 (yukkuri-web.com)

 

なにより美智子さんと出演できたのは僕の悦びで何か恩返しできたように思いました。

 

 

となりの人間国宝さんの視聴者さんからの絵のプレゼント。

写真の横向きが直せない。