昨晩の9時より「足裏マッサージ」が開始されました。

 

一瞬で意識失いました。

さすが。

 

そこから朝の11時まで一回も起きることはなく爆睡。

 

超スッキリ。

 

それでもまだまだ眠れます。

 

うつろ、うつろしていると

 

「きたよー」

 

まりえさんと母。

 

そして、今日は幼馴染がお見舞いにきてくれました。

 

 

 

写真上の信一くんは美容師です。

写真下の神谷さんはエステティシャンです。

 

 

なので僕の病室でまりえさんの前髪を切っています。

 

 

陽向くんは母をオモチャにして楽しそうです。

 

 

母も嬉しそう。

 
信一と心からのハグをしました。
 
人ってあったかい。
 
夕方、主治医からの説明。
「血液検査の検査では炎症値が以上に高いです。 内臓の炎症が起きています。
 今年は大丈夫。と思っていましたが
 かなり厳しい状態です」
とのこと。
 
僕は
「穏やかにいかせて下さい」
といい。
 
主治医は
「ベストを尽くします」
と。
 
同席した母に
「お葬式は頼んだよ」と言いました。
 
「なにも心配しなくていい。任せなさい。」
と母。
 
同席したまりえさんに
「すまんなぁ。ありがとうなぁ」
と伝えると。
 
「何を謝ることがあろうか。こちらは大丈夫よ。
ありがとう。」
とまりえさん。
 
「何か言いたいことはありますか?」
と主治医。
 
「いえ、特になにもありません。
 全て満たされています。
 なんの悔いもありません。
 僕は幸せです。
 先生を信頼しています。
 最期までよろしくお願いいたします。」
と僕。
 
がんはちゃんとお別れを言って去ることができるのが素晴らしい。
 
他の自殺、事故、事件、災害などではお別れを言うことができません。
 
残された遺族の心の傷は計り知れません。
 
死を受け入れるためにどれだけの時間がかかるのでしょう。
 
もし、悪魔がいて、
「ふふふ、お前は自分の死はどのように死にたいのか選ばせてやる」
と聞かれたら、
僕はこう答えるだろう。
 
「生まれ変わってもがんで死にたい」
と。