しっかり歯を磨いているつもりなのに
歯医者さんに行くと新しいむし歯が見つかる・・・![]()
という経験をしたことがある方もいらっしゃるかもしれません
むし歯はなぜできるのでしょうか?
前回「MIペースト」を紹介させていただいた時にも
軽く触れてはいたのですが・・・
今回はむし歯ができるワケをもう少し掘り下げてお話しますね![]()
![]()
むし歯とは、
プラーク(歯垢)の中にいる細菌が
酸を出し歯を溶かすことで起きる病気です![]()
そして、むし歯ができる原因には4つの要素があります
細菌(ミュータンス菌)![]()
ミュータンス菌は約1μm(1/1000mm)の球状の菌です
ミュータンス菌は歯垢(プラーク)となって歯の表面に付着し
糖質から酸を作り出します
その酸が歯の成分であるカルシウムやリンを溶かして
歯をもろくスカスカにしてしまいます![]()
糖分![]()
食べ物に含まれている糖質(特に砂糖)は
細菌(ミュータンス菌)が酸を作る材料に使われます
間食が多い人、甘いものをよく摂る習慣のある人は
歯の表面が酸にさらされる時間が長くなり
むし歯になりやすくなります![]()
歯の質![]()
歯が作られる時の環境の違いなどで個人差がありますが
エナメル質や象牙質の状況(=歯の質)により
むし歯になりやすい人もいます
また、乳歯や永久歯が生えたばかりは
歯の質が成熟しきっておらず弱いため
子どもは特に注意が必要です![]()
丈夫な歯を育てるためには
歯の土台を作る良質なタンパク質
歯の再石灰化のために必要なカルシウムやリン
これらがうまく働くためのビタミン(A、C、D)などの栄養素が必要です
バランスの良い食事を心がけましょう![]()
時間![]()
「細菌」「糖分」「歯の質」この3つの要素が重なった時
時間の経過とともにむし歯が発生します![]()
効果的にむし歯を予防するには
さまざまな角度からの対策が必要になるのです![]()
![]()

