「会議室にお茶4つお願いします」
営業部長から私に電話で指示がありました。
ちょうどお薬があまり効いてない時間。
やだな~
この部長は私が病気だという事を知りません。
たぶん聞いてないはずです。
だから他にも後輩女子社員がいますが、頼みやすい私に頼んできます。
お客様に出すお茶は給茶機で入れます。
お盆に4つ載せてノシノシヨタヨタ会議室へ。
ノックして入るのですが、病気のせいですか?
ノックも力加減が難しく空振りしたりしてうまく出来ません。
出来たと思ったらめっちゃデッカい音
会議室に入るとウチの社員も入れると結構な人数。
お客様がいる奥の方までお盆を持って歩かないといけません。
説明会で、みんな真剣に聞いてるから私のヨタヨタなど誰も気にしてないはずだけど。
ゆっくり歩きながらお茶を出すのですが、結構狭いのでヨロけてバランス崩して、お茶をお客様にぶちまけるんじゃないかとドキドキしながら。
手前に座ってる人が奥の人にお茶を回してくれたらいいのに。。。とお客様に期待してしまいましたが、そんな気遣いは無く。
なんとか出すことができてミッションクリア~
たかがお茶を出すだけなのに、毎回ど緊張です。
病気を隠すという事はそういうことを覚悟しないといけません。