あれは何というドラマだったか。


米倉涼子さん主演のドラマで、米倉さんがどこかのお屋敷で入浴後、用意された着物に着替えるシーンがありました。

それを観た時に、私がこの主人公と同じ状況になったら(ありえませんが)

「すみません。私、自分で着物着られないんですけど。。。」って言わなあかんなぁと思ったのです。


そして、日本人なのに着物が着られないなんて恥ずかしいことだと思い、着付け教室に通う決心をしました。


10回ぐらいのコースですごく安かった(1万円だったような気がするのですが、安すぎますよね。記憶違い?)と思うのですが、見事(自分で言う)一人で着物が着られるようになりました。


が、一緒にお出かけするお友達もいないし、着て行くところがなく、最初は練習の為もあり着物でイオンに買物に行ったり、方向音痴なのに京都の高台寺のライトアップを一人で見に行ったことも。


それから、主人が仕事から帰ってくるので駐車場で着物を着て立ってたら、主人から「幽霊かと思った」と言われムっとしたこともありました。


そして当時、朝ドラの「ちりとてちん」でちょっとした落語ブームの時期でしたので月一回落語を聴きに行ったりしておりました。


でもいつからか、着物を着るなんて面倒になり、もう10年以上着ておりません。今、着ようと思っても着る自信ないですし、たぶんもう2度と着る事ないでしょう。


亡くなった母は着物が好きで、私の小学校の授業参観にはいつも着物で来てくれてました。そんな母の着物が沢山実家にあるのですが、置いててもしょうがないので今回売ることにしたのです。


着物20枚ほど、帯20本ほどで7,400円でした。

捨てるよりは良かったか。


着物を着る時は、手を後ろに回したり、紐を結んだりするので、手や指の良いトレーニングになるかもしれませんね。。。やりませんけど。


結局やりたくない事をやるのが良いトレーニングなんでしょうね。


ちなみに今までで一番笑った落語は

笑福亭福笑さんの「葬儀屋さん」です。