『嫌われ松子の一生』を観て +° | 『ミカ オフィシャル ブログ』

『嫌われ松子の一生』を観て +°

今、渋谷のカフェで、昨日の映画を振り返りながら、ブログ書いていますDASH!

ミカエル オフィシャル ブログ「Mikael Blogging」Powered by Ameba-CA390069.jpg

確かに、わかと 君が言うように、めっちゃ 『下妻物語』とかみたいにポップに作られてる感とか、めっちゃ中島哲也の世界で、いい映画だったけど、ストーリーが深すぎて、悲しかったなぁ。

凄く考えさせられた。

松子が死んだ後の、松子の家はゴミ屋敷になていて、同じアパートの住人が、『たまに一人で叫んでいたり、川を見てよく一人で泣いていましたよ』というような、事を教えてくれて、

『ほんと こういう変わった人っているよなぁ』って思ってしまったりしたけど、本当に、人間って、どんな人でも、みんな自分なりに一生懸命生きてて、

きっとこうしたら、もっとうまくいくんじゃないかなぁ? とか考えて、

色々と自分なりに、大小はあっても、それなりになんらかの努力をしていて、

でもなかなかうまくいかなくて、時には諦めたり、やっぱりそれでももっと頑張ろうと思ったり、

時には、愛に飢えて、もっと愛されたいなぁって思ったり、

時には、ちょっぴり 遊んでみようと思ってみたり、

たまたま松子の一生は、少し悲しい感じで終わってしまうけど、

凄く、自分の今までの感情と照らし合わせてみたり、自分が出会ってきた人と照らし合わせてみたりとかして、

松子は最期は『ゴミ屋敷のおばさん』的な感じになっちゃってるけど、でも、この映画を観て、彼女の一生を知ってしまうと、考えている事は、自分の周りにいる人と何も変わらなくて、他人事にも思えなくなって、少しさみしい気持になりました。

主演の中谷美紀が『この役を演じるために女優を続けてきたかもしれない』って言っている気持ちが観終わって良くわかった気がした。

ちょっと悲しくなったけど、やっぱり 中島哲也監督の映画 最高でしたDASH!


ミカエル