最近はタンクと井上尚弥との対戦が取り上げられているようだが、サウジの王様が言いだしのかな?よく分からないが、いくら身長が同じ位と言ってもこの二人の対戦を本当に観たいのかな?

 

ボクシングの技術云々以前に身体の耐久力が違い過ぎて井上では相手にならないだろう。

大好きだったボクサーの一人、マイキーガルシアのエロール・スペンスjrとの試合を覚えているだろうか?

あれ以上の酷い事になると思う。

 

そもそもタンクが日本にわざわざ来る事も考えられないし逆に井上がアメリカに行ってもカジノのついでにボクシングを楽しもう

という人たちが井上を知っているとも思えない。

現時点では。であるが。ここから1~2年で井上がアメリカでセンセーショナルな試合をすれば。。。

これは誰にも分からない。でも現時点でも見る側はともかく興行側のサウジの王様は払ってくれる気はあるのかもしれない。

 

現実は、先日シュガーレイロビンソン賞の授賞式で井上がアメリカに行きヤンキースタジアムで対ドジャース戦を観戦しても、大谷が(あるいはジャッジが)捕手で始球式が行われるという粋な計らいが用意されている訳でもなくマディソン・スクウェア・ガーデン(MSG)シアターでのボクシング興行を観戦しても一般客から大して注目を浴びていなかったのが今現在の井上のアメリカでの現実だ。

残念な井上信者の人たちは大谷翔平と井上尚弥を同じようにアメリカでも見られていると信じているかもしれないが。。。。

勿論、始球式のオファーがあったのに井上が断ったのかもしれないけれど。

 

PFPボクサーになってから日本で試合をした事も無いパッキャオがRIZINのイベントに現れると結構な騒ぎになったのとは違う。

。。。パッキャオと比べてはこれまたいけないのかもしれないが。

 

それでも以前、Sフライからバンタム初戦くらいまでは個人的には井上にパッキャオのような路線を期待した。

何故なら、実際強さが井岡のようなタイプではなくハードパンチを持ち合わせつつ技術も素晴らしいからだ。尚且つ自身が

『強い相手とだけやりたい』と言っていたから。

 

それは勝手に私が勝つか負けるのかの試合をしたいという意味だと誤解してしまった。

だが彼は負けたくはないらしい。

 

私はパッキャオのような路線。と書いたがそれってどういう事か?

 

それは たとえ負けても評価を上げていく という事だ。

 

こういう事を書くと、井上信者と呼ばれる人たちはすぐに過剰に反応して 井上の負ける姿を見たいだけだろ!!

アンチ井上!!簡単に上げろと言うな!!とかってなるかもしれない。。。。アホくさくて相手に出来ない。

 

そんなわけ無い。勝とうが負けようがそれはどっちでも良い。痺れる試合を観たいだけ。

そしてそんな試合を見せてくれると思える選手は数少ない。

 

いや、井上の相手を見ろ、階級あげてすぐに無敗の2団体統一王者と次も2団体王者でその次は2階級王者だぞ!!

って言う人もいるだろう。。。。その肩書きは分かる。で、その肩書きの選手の試合を今まで見た事あるの?

せめてフルトンではなくフィゲロアだったらまだマシだったかもしれない。

見た上で本当にこれは井上は負けるかも??って思ったの? もしそう思ったのなら私とは井上に対する評価が違っただけだ。

それはそれで仕方がない。但し、無双しているようでバンタム程では無いと思う。ちゃんと観ていないがそういう印象だ。

 

私はその選手が相手選手とどっちが強いか分からない試合を観たい。

勿論、通過点となる試合はあるだろう。だが、悲しいことに層の薄い軽量級では差が激しい。ただの世界ランカーで誤魔化せたのは長谷川くらいまで。

 

つまり一人のボクサーを、ではなく二人でするボクシングを観たいのだ。

 

だからタンクが圧倒してしまうのがわかりきっている井上とタンクなんて興味が湧かない。ロマチェンコなら尚更だ。

フェザーにいた時のロマチェンコと?これはウエイト的に合ったかもしれないが、上げていく過程のロマチェンコと上げてきた

井上という意味だけでも井上には厳しいだろう。だが、日本人でロマチェンコと勝負論になりそうな選手は井上以外にはいない

かもしれない。今ならばパッと思いつくのではSバンタムかキャッチででもロベイシー・ラミレスと井上なら観たい。

 

ボクシング自体がマイナー競技でアメリカでは全然注目されていない軽量級の日本のスーパースター。井上が悪いわけでは無い。

アメリカに目指すべき場所が、ステータスのあるリングはあってもそこには対戦すべき相手もおらずマネーも無いし需要も無い。

今は。である。

 

だが、日本のリングで好き勝手出来る軽量級で圧倒的に無双していくと、、、この情報化社会。噂と映像が膨らみ凄い事に

なるかもしれない。

だが、そういうのは単にマスゴミか適当なインフルエンサーが捏造したものに踊らさているだけだ。

 

ホンモノがニセモノによって世界へ羽ばたく。何とも悩ましいね。

案外、盲目的に信者になっている人やそれを俯瞰している気でいる人の方が楽しいのかもしれない。

 

だが、それはボクシングが好きというよりもお気に入りのボクサーが常にスカ勝ちしてくれる試合が好きなのだろう。

もしくはそういうウワサ話みたいなものを匿名でワーワー言いたいだけの悲しい人なのだろう。

そしてそれは人それぞれの嗜好であり全然構わないと思う。

 

と書いている間に、WBAからムロジョン・アフマダリエフとの指名戦のオファーが来たとか。。。

。。。井上は実績も実力もAサイド。では井上のプロモーターは本当にAサイドなのだろうか?

もう相手がいなくてfacebookで交渉したとかって言い訳は出来ない。

 

プロモーターのそれが分かるかもしれないな。。

 

今となっては井上本人や井上陣営の思惑通りに進んで行く事を望む。