ボクシングの記事をよく見るから色んなニュースが画面上に出てくる。
正直、井上がPFPだのなんだののニュースは結構迷惑だw
そんな中、こんなニュースが。
〝世界最強〟ウシクがハリウッドに進出! ロック様の映画でイゴール・ボブチャンチン役 (msn.com)
あのマーク・ケアーの生涯を描く映画にイゴール・ボブチャンチン役として出るというw
全然似とらんやんw どっちかっていうと国籍は違えどGGGの方がちょっとは似てるような。。
それにしても懐かしい名前。主役はマーク・ケアーでドュエン・ジョンソンが演じるみたい。
イゴール・ボブチャンチンと言えば、、、そう、今ではお馴染みのロシアンフックを日本の世に知らしめた人物だと思う。
世代的に、ロシアンフックと言えばヒョードルと思う方もおられるだろうけど、ボブチャンチンのPRIDE初参戦のグッドリッジ戦はインパクトがあったと思う。
ヤッパリ、冷戦時代の80年代にロッキー4のドラゴとかを見て旧ソ連の冷徹に任務を遂行するようなイメージが植え付けられ
ていると旧ソ連の人たちには勝手なイメージを持ってしまう。
だが90年代に入りそんなイメージは徐々に払しょくされていく。
そんなさなかに現れたのがボブチャンチンだ。
そして今や悪いイメージではなく、アメリカのようなド派手なエンターテイメント色が強いものに食傷気味の者にとって
は寧ろ歓迎すべき静かさだったりする。
ボクシングだとフェイスオフなどGGGやロマチェンコのそれは静かでクールだったりする。勿論、派手なアメリカンや
メキシカンたちがいるからこそかもしれないが。
それはそうとロシアンフック。最近はボクシングでもよく聞かれるようになった。多分GGGが独特なフックを打つから
かな?と思うがどうだろう。GGGのそれはロシアンフックとボクシングのフックの中間のような印象を受ける。
GGGはとても器用でフックも軌道が様々で特にフィニッシュに持っていくやや上から打ち下ろす(結果的に後頭部辺りに
ガツンとw狙っているのかな?)パンチは強烈だ。
元々は、総合格闘技などでボクシングでいうところのフックを打つと腰を回転させてしまい相手にタックルに入られやすい
弱点を補うために身体が正面に向いたまま打つ為に工夫していく過程で肩を極力回し肘を伸ばして打つフォームが確立して
いったのがロシアンフックだったはずで多分、日本でボブチャンチンが打ったのが最初だったと思う。というか名前が付いた
のが最初かな?間違えていたらスイマセン。
ようは腰の回転ではなくて肩の回転でパンチを打つ。簡単なようだけどこんなので強いパンチを打てるの?って感じw
私が思うイメージは水泳のクロール位上から打ち下ろすイメージだ。ボクシングのフックとは軌道も全然違うと思う。
ボブチャンチンは元々ボクシングがベースにあった。
どこでどう総合格闘技にいったのか分からないが、ボクシングでもきっと名を馳せたのではないかな?
だからこそ?ロシアンフックを打たないウシクが演じることにちょっと違和感が残るな~と思ったw