何とか見れた。

観たかった選手は中垣と佐々木。

 

中垣はプロデビュー時は井上尚弥に続く大橋ジムの新生だった。と思う。

だが、花田歩夢との試合でドロー。そこから歯車が狂ったように判定が続き2敗している。

その花田は先日の京口の相手パラスに敗れている。。。

 

何が中垣には足らないのかな。そういう所が観たくなった。けど、見れたのは6r途中から。。。

やっぱりかなり洗練されたボクシングをするなと思う。パンチのまとめ方も上手い。

5rまでどうだったのだろう?けど相手はかなりタフ。

そして、、、中垣は打ち終わりに結構もらうな。そしてもらい方が悪い。素人目にもパンチをもらったのが分かる。

上下に散らしたりボディも上手い。けれど結構もらう印象。

たった2r位しか観れなかったので何とも言えないが、あれだけスタイリッシュにみえるのに見栄え悪くパンチをもらうのは何故だろうな。

 

佐々木の前にセミがあった。

初めて見る選手でSバンタムのユース王者と相手は同世代の選手。

王者はかなり大きい。ぱっと見は井岡に似ているように見えた。が、ガードがかなり甘く見えた。最初に井岡と似ていると思ったからだと思うが、その印象が強くてガードの甘さが目についてしまった。。。でも相手とはかなり差があって圧勝だった。

そろそろ強い相手とやる時期なのだろう。右の打ち終わりがバランス悪そうなのがちょっと気になった。

 

いよいよ佐々木。それにしても客の入りが悪いように思う。leminoと契約出来たのだからもう少しプロモートして欲しい。

 

相手はジョー・ノイナイ。とても良い選手だと思う。日本人が世界へ行けるかどうかはこういう選手に圧勝する事だと思うがなかなか難しい。ボクシングが上手い。ただ、今回はウェルター級。数試合はしているらしいが佐々木のプレスを捌き続けることは難しいだろう。逆に佐々木もボクシングではノイナイには勝てないように思う。

 

結果は5rKOで佐々木の勝ち。だけど、このボクシングスタイルで世界にいくのだろうか?

そんな事は陣営も佐々木も百も承知だとは思う。

ただ、あのガードをして暫く打たせるのは世界だと厳しいように思う。4r終了時には少し足にきているような素振りもしていた。

 

せめて、、ワンツー。というかストレート系のパンチを観てみたい。

 

佐々木尽選手に魅力があるのは間違いないが、彼が狙うウエルター級は武居が獲ったバンタムほど甘くは無い。