みなさん、当日は楽しまれたのでしょうね。

 

今更だけど注目していた試合を見た。

 

武居選手、まずはおめでとうございます。

でも、、、やっぱりモロニー選手、何でやねんというツッコミをしたくなるようなプランだったという印象が拭えない。。。

 

分からないけど序盤のローブローが効いていたのか何なのか。。個人的採点では6rまで2rのローブロー減点で9-9としても

全部武居。4rでモロニーが距離を近くしてようやく距離を合わせて来たか?と思ったけれど。。。

30戦目で世界戦も経験豊富と思えないような試合ぶりでした。。。4から6rまでに一回は違うアクション起こしておかないと。。潜って横の動きでチョコチョコ当てをしてクリンチワーク。みたいな事をして欲しかったな。

 

勿論私は武居をかっていて、中盤位までに1発で決める可能性が高いとまで思ってはいたけど。。。このレベル相手だと何というのか昔風に野球でいえばwクソ速い直球とへなちょこカーブしか投げれないスーパー高校1年生が甲子園で優勝候補相手に投げる!

みたいな感じだったな。

 

緩急もくそも無いw笑ってしまう位に打ち込んでいた。遠いボクシングではあまりお目に掛かれない位に遠い自分の距離から、世界王者相手に普通に戦っていた。これって先日の西田もだが凄い精神力だな。これは教わって出来るものでは無いように思った。

 

作戦は序盤でボディを入れてガードを下げさせて上へ。とにかく先手必勝。誰でも分かるこれだけという感じだった。

パンチが強く硬いのだろう。やっぱり入りづらくなる。

 

だが、、、モロニー。。ボクシングが素直だな。。例えば昔井岡とやったアムナットとかだったら今の引き出しの無さでは全然勝負にならないだろう。今現時点では4人の世界王者だと最弱だと思う。天心とやっても負けるように思う。

 

それでも伸びしろはかなりあるように思う。

 

武居は減量の影響はどうだったのだろう。12rはガス切れだったがあれだけ強いパンチを打ち続けたのだからスタミナはあるだろうけれど、何か見ているとガリガリにもみえたし汗の量などリバウンドがあまり上手くいっていないようにも見えた。

k-1は3?5?ラウンド位なので12rのボクシングは短距離、中距離、長距離の要素が必要でまだまだその辺りに不安があるようだ。出来ればSバンタムが良いようにも思うが。。。悩ましいね。

 

それにしてもエマニュエル・ロドリゲスといい今回のモロニーといい、あのWBSS出場wの選手たち。井上以外はスカスカと言われ続けているバンタム級。日本のレベルが上がったのか世界のレベルが下がったのか、それとも両方か。

 

身長160センチ位の細身の若者よ。世界王者になりたければ今こそボクシングをやってみれば?ってのもなぁ。。。

 

注目していた武居選手が王者になったのに何だか少し寂しい気分になった試合でした。