昨日、力石が敵地イタリヤで試合をした。

そして劇的な勝利をした。

そしてさらにそれをabemaが生中継をしてくれた。

 

そのおかげで私は久しぶりにボクシングで素直に楽しめた。

何故か?

 

日本国内で行われるボクシング興行に飽きているから。

正直言って完全に予定調和の感を否めない。

勝つべくして勝つ人が勝つだけ。

見てる人は、特にマニアのような人たちは、もう勝ち方ばかりを評価してつまらない。

 

KOを連発しているから素晴らしい。判定ばかりだからつまらない。

果てはリング外も含めた好き嫌いで強い弱いをグダグダ。。。殆どがテイケンが上手い事やっているだけなのにな。。。

 

そんな中、力石は敵地に乗り込んで試合をした。そしてabemaが試合直前の現地入りしてからの密着もyoutubeで流してくれたお陰でさらに楽しめた。

 

過去にはSフェザー以上で敵地に乗り込んで試合をした選手もいる。

最近で思い浮かぶのは

 

中谷正義   VSテオフィモ・ロペス

                    VSフェリックス・ベルデホ

                    VSワシル・ロマチェンコ

吉野修一郎  VSシャクール・スティーブンソン

井上岳志   VSティム・チュー

すぐに思い浮かぶのはこのくらい。

 

けれど今回の力石の試合とは全く違うと思う。

何故か?それは相手だ。確かにベルデホは王者級では無いけれど、他は完全に日本人がアンダードックだったし勝負論も無いものだったと思っている。プロモーターのおかげかな?という感じのものだ。

 

今回は、力石にとって絶対に負けは許されない相手だった。そしてそれはマグネッシも同じ。

そんな状況の中、日本人が敵地に乗り込んだ。

 

アンダードックではない日本人が敵地でサバイバルマッチをやる。

 

そこにとても価値を感じる。今までのプロモーターでは出来なかった、やらなかった事だと思う。

 

力石選手も亀田ファウンダーも日本ボクシング界においてとても大きな事をしたと思う。

 

私は井上が数年前にモロニーと海外でタイトルマッチを行った事以上に非常に価値があるものだと思う。

そしてそんな試合を劇的な最終回逆転TKO勝利をもぎ取ったのだから、応援せずにはいられない。

 

私と同じような考えの人っているのかな?いなくても良いけれどw