現役のボクサーの中で最も好きなボクサーかもしれない、テレンス・クロフォード。

 

不人気だの強いのとやっていないだのと言う人はいるが流石に弱いと思っている人はいないだろう。

 

私はリッキー・バーンズとの試合を見て一気に好きになった。

ナチュラルにスイッチをするところや近距離からの強い左フック。そしてとにかく全身が柔らかい。

ただこの頃思ったのは、身体の線が細くいけてもSライトまででどこかで階級の壁に当たるだろうなという事だった。

 

それがまさかウエルターにあげるとは。。そしていきなりジェフ・ホーンにTKOで勝つとは。。

さらにウエルターでずっとKOで勝ち続けるとは。。

 

試合数が4年連続年間1試合というのが残念ではあるが、それを補う程の試合内容だと思っている。

ずっと予想以上の試合内容を見させてくれている。

 

これ以上誰と試合をするのだろう。見たい相手は誰かな。。ウエルターではシャロン・エニス位かな?と思っていたが

次戦のニュースがあった。

 

WBOのスーパー王者特権を使ってティム・チューに挑戦するというもの。

 

マジか。シャロン・エニスやバージル・オルティス(ウエルター時代の)は?と思っていたが、ティム・チューか。。。

 

勿論今月末にキース・サーマンにティム・チューが勝てば。というのは勿論だ。もしもチューがサーマン相手に圧倒すると盛り上がるかもしれない。

 

ただ、見どころは一点、クロフォードがSウエルターという階級に壁を感じるかどうかだ。

 

PFP上位の選手たちは階級の壁を破っていく。だがどこかでKO出来なくなっていく。決してパンチャーではないクロフォードがウエルターでは判定の試合は無かった。階級を上げていって判定が多くなるのはよくある事。

まして負けたりすると適正階級でやって欲しいと思ったりもする。

 

だが、クロフォードはまだそんな風に思わない。3階級目で判定が無いのだから。こんなボクサーは見た事が無いと言って良い位。

 

ティム・チューがサーマンを圧倒する事でさらに楽しみになるのだが果たして実現するだろうか?

楽しみだ。