詳細は分からない。だが、個人的には吉報だ。

賞金100万ドルのプロボクシング・トーナメント開催 亀田興毅氏の『3150FIGHT』と共同開催「新しい形で面白い」 | ORICON NEWS

 

ボクシングマニアと呼ばれる人たちの大半は亀田一家を毛嫌いしている。だが、私はちょっと違う。

彼らが悪かったと思ったのは、亀田2が内藤に挑戦したときに内藤を試合中に投げ飛ばした事だ。

亀父や亀1がセコンドにいて反則を指示したという事も悪いが、これは切り取って考えれば悪いが、何とも思わない。

指示に関しては正論で悪いが、私は何とも思わない。

 

彼ら兄弟はみんな中卒だ。亀父を毛嫌いする人は多いと思うがちょっと想像して欲しい。

自分の息子3人を全員ボクシングの世界王者にすると決めて育てるという事を。

そんな決断中々出来ない。

結果だけを見ても凄い事だが、ボクシングマニアの人たちは作られたニセモノ王者と揶揄するかもしれない。でも、作られたのだとしてもその価値があると思われて世界王者になったという事だ。今の日本で中々出来る事では無い。

 

亀1は15才6か月で全日本実業団選手権で優勝。亀2は15才3か月で優勝している。

 

彼らが天狗になるのも無理はない。彼らが悪い。というのは簡単だ。だが、本当に悪いのならば、JBCなりJPBAなりが問題がある時点で、毅然とした態度で対応すれば良かっただけだったと思う。

 

そして私がいつも思う事がある。亀1がプロになったのは18才で引退したのは29才。

亀2は18才でプロ入りし引退は26才だ。

 

よく村田諒太が人格者のように扱われる事がある。確かにファンへも神対応だし異論は無い。だが、彼は大学を経て大人になってからメディアに出ている。プロデビューも27才になってからだ。

 

失敗しても笑ってもらえるはずの年齢の時に中卒で注目された亀田兄弟に同情すら覚えてしまう。

 

中学の時に荒れてヤンキーで周囲にサポートしてもらい始めたボクシングもすぐに辞めた村田。

中学の時から父親から独自の猛練習を受けてボクシング一筋で頑張り続けた亀田兄弟。

 

意外に思うかもしれないが、亀1は村田諒太の1学年下である。

 

今現在、亀1はボクシング界の興行する側として奔走している。一方村田は解説とかをしているようだ。

比べるものでは無いのかもしれないが、、、。

 

そんな亀1が、ファウンダーという聞きなれない言葉を使ってボクシング人気を呼び起こそうと頑張っている。

その辺りについては以前書いた。

力石政法 試合キャンセルで思う、亀田ファウンダーのこれからに期待する事。 | 一瞬のマ夏 スポーツ観戦 (ameblo.jp)

 

今回、マッチルームが日本の誰かと共同でプロモートする興行が行われると聞いていたが、結局テイケンか大橋ジムとかかな?

と思っていたので、かなり驚きもし嬉しく思った。

 

日本のプロボクシングは変わらなければいけない。

テイケンがやって来たことと亀田たちが現役時代にやって来たことは大きく変わらないと思う。見る側の受け取り方が違うだけだと思う。

 

好き嫌いは個々の感情だし仕方ない面もあるが、私は亀田ファウンダーに期待している。