先日、プロボクシング興行で世界sライト級タイトルマッチが行われた。

 

世界のボクシングファンならご存じだろうがライアン・ガルシア vs王者デビン・ヘイニー。

その前日計量にてガルシアが大幅なウエイトオーバーが判明した。

このルール違反により両陣営合意の元、ガルシア側からヘイニー側へ150万ドルを支払う事で試合は行われた。

 

メディアやファンからの批判もあったようだが、試合後は勝ったガルシアへの称賛が大きく取り上げられている。

 

そんな中、MLBでこんな出来事が。。。

ジャッジの行為が物議「ルール違反だ」 "送球妨害"もアウトにならず→審判誤審認める | Full-Count - (2)

 

階級制の競技の根幹を揺るがすウエイトオーバーというルール違反と

年間160試合以上をこなしたうえでチャンピオンを決めていく中での1試合の1プレーのルール違反。

 

スポーツにしろエンターテイメントにしろ観る側はとにかくプレーする側がいないと始まらない。

だが、筋書きのないものを求めて観るものからすると、ルールというものはその競技性において理にかなっている限りは

選手側が守ってくれないとつまらないものになりがちだ。

 

勿論どこかの刺青禁止とかってルールにならない謎のルールを尊重しようとする人たちは論外だが。

 

観る側はその競技をスポーツとして見るならばルール違反は批判するに値するだろう。

だが、そもそもスポーツと言い難いものに対しては、、、その事をよく理解した上で楽しむべきだと思う。

 

ボクシングはいつの時代もAサイドが勝つべきアドバンテージがいくつも用意されている。

公平性などそもそも存在しているとも思えない。

日本人王者が日本で試合をするのだから。。。だからこそアップセットを観るのを期待したり出来るともいえる。

 

プロボクシングにおける矛盾はとても闇深い。そして人間味がある。