こちらの続きです。
DIYで室内窓や室内ドアやガラス戸付きの家具を作る際、
いつも必ずガラス板を使用していてアクリル板を使ったことは一度もありませんでした。
なので今回和室の出入り口をショーウィンドウにしようと決めた時も、何の迷いもなく・・・というか
最初からガラスを使うことしか考えていなかったので、いつもお世話になっているガラスショップの自動見積で計算してみたんです。
すると・・・・
6万円
ムリムリムリムリ絶対ムリ!!!
しかも今まで使ってきたガラス板よりもかなり大きくなるので、その分重さも凄いことになってしまうことが判明
それで仕方なくアクリル板を検索してみたら・・・・
2万円
※送料別
1/3の値段で作れてしまいます。
「でもガラス板と雰囲気が違ってしまうんじゃないか」という心配をしながらも
どっち転んでも6万円も払うのはあり得なかったので、アクリル板を使ってみることにした次第です。
仮にダメだったとしてもひとつのいい経験になりますから損はなし!(笑)
その後、注文の際にすったもんだあったものの
無事に購入~
そしてはめ込み完了~
そしてアクリル板を使ってみた感想ですが
まず結論から言ってアクリル板にして良かったと思っています。
何と言っても安上がりになったし、重さも私一人で扱える重さだったことが大きいです。
厚さを決める時すごく悩んだあげく、3mmにしたのも大正解だったと思っています。
多分2mmでは薄すぎてフニャフニャになってしまい
5mmでは固すぎるし重すぎるしで扱えなかったのではないかと。
その点3mmだと手に持った時はベロ~ンってたわむものの、ショーウィンドウの支柱に挟みこんだらピシッとしてくれたので問題なし!
それに凄く助かったのは、サイズがほんのちょっとだけ合わないアクリル板が1枚だけあって「やばいどうしよう」と焦ったんすが、
高性能カッターと新しいノコギリを買ったばかりだったので、それでカットしてみたら簡単にカットできて、無事にはめ込むことができました。
もしこれがガラスだったり5mmのアクリルだったら完全にアウトだったはず
※アクリル板をカットする際は専用のカッターを使ってください。
でも、何と言っても一番重要なポイントになったのは「大きな地震が来た時に割れる心配がない」という点です。
日本は地震大国ですし、東日本大震災以来、大きめな地震が日本中で何度も起きていて
私が住んでいる地域でも何度も怖い目に遭っています。
ショーウィンドウはほぼガラスだらけで出来ていて、かなり大きなガラスを使うことになるわけですが
もし大きな地震が来て割れてしまう様なことがあったら大惨事になることも考えられます。
でもアクリル板にすれば外れることはあっても割れて粉々になってしまうことはありませんので被害を最低限に抑えることができますよね。
ま~、こんな感じでアクリル板を使ったことは良かったと思っていますし、アクリル板にするしかなかったと思います。
ただですね・・・
完成した時は「やったーーー!」「一番の難関をクリアした!」「もう何も怖くない!」と大はしゃぎだったので気にならなかったんですが、
時間が経つにつれ「う~~ん・・・やっぱ何か・・・雰囲気が・・・」という感じで、ちょっと微妙な気持ちになっています。
和室の出入り口の斜め前にはガラス板でつくったパントリーがあるせいか、やはりどうしても見比べてしまいます。
パントリーの本物感に対して和室出入り口のこの何とも言えない偽物感(笑)
偽物感っていうか、安っぽさ?みたいな?
あとね、アクリル板、透明すぎて存在感がナッシングなの
パッと見、何にも入ってないみたいに見えちゃうの
猫たちもドアが閉まってると、
アクリル板のところから入ろうとして、
頭を「バン!」とぶつけてしまうぐらい
もしお金が無制限に使えて、
手伝ってくれる人がいるなら
ガラスにしたかもしれませんが
あいにく私のDIYは
「なるべくお金を使わない」
「出来るだけ自分一人でつくる」
というのがモットーなので
やっぱりアクリル板にしてOKだった
ということにします(笑)
それに使っていく内に愛着が湧いて
デメリットな部分も気にならなくなるかもしれませんしね!
ちなみに今ペンキを塗っているんですが
あんなに大好きだったペンキ塗りが
大嫌いになりそうです・・・・
死ぬほど大変!!