あれから… | イニシャルK のブログ

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保護してあれから、
早いもので1ヶ月半が過ぎました。

今年はほとんど雨が降ることが少なく、
とてもとても暑い夏となりました。

にもかかわらず子猫たちは、
母猫の愛情を多分に受けながら、
どの子も800㌘の体重にまで
成長してくれています。

みんなに名前を早く決めてあげなくては
ならなくて、ようやく私も、
8匹の子猫の名前を覚えきれたところなんですf(^^;
恥ずかしながら




母猫の『モモコ』です。
この子は3匹のお母さんです。
最初は私たちにも先住の犬達にも、
攻撃的にシャー!と威嚇していましたが、
今では私たちに、撫でて撫でてと
甘えて鳴きます。
そして、
先住の犬達との距離も、
顔を近づけ合うまでに変わりました。





この子は『いづも♀』
この中では一番早くにケージをよじ登る
ようになりました。
保護当時体重220㌘
現在800㌘





この子は『あさひ♀』
保護当時体重210㌘
現在800㌘
この子もとっても元気。
二番目によじ登れるようになりました。





この子は『むさし』
保護当時体重は100㌘
一番小さくて、寝てばかりいる子でした。
それがだんだんと成長して、今では一緒によじ登れるようになり、
真っ先にケージの外に飛び出します。
体重も780㌘まで増えました。







こちらは、
もう一匹のお母さん『リンゴ』です。

この子は、下の左の歯が折れていて、
声もかすれた小さな声しか出せません。
また歯が折れてるせいか
カリカリフードが苦手なようです。

それでも、鳴いて挨拶してくれます。
そして、
だっこさせてくれるまでに変わりました。
リンゴは、6匹の子供を産みました。
しかし、
残念ながら発見時には、
一匹の子供が既に亡くなっておりました。







この子の名前は『いぶき♂』
一番やんちゃな男の子
一番最初にケージを登り初めました。
現在体重が780㌘





この子の名前は『ひゅうが♂』
いぶきの次にやんちゃで、
ケージをよじ登った男の子。

いぶきとひゅうがは、
いつも一緒に仲良く大暴れしています。
現在体重が780㌘





この子の名前は『わかば♀』
この子は小顔で、ほんと可愛い女の子

同じキジトラの男の子と比べると、
やっぱり女の子らしいか弱さを感じます。体重780㌘






この子は『はるな♀』
体重750㌘

この子の毛並みは少し洋風なふんわりタイプ。
まんまるく大きく見えるのですが、
実は毛並みのせいで、
意外に体重が少なかったんです。

はるなはずっと、
涙が朝にはこの子のまぶたを閉じてしまってました。
朝と晩、毎日拭き取ってあげてやっと
目を開けることができたんです。

それが生後40日くらいを境に、自力で目を開けてるようになってくれました。

おっきなおっきな可愛い目で、
遊んで遊んでと甘えてきます。





最後に、
この子は『やまと♂』体重780㌘

クロネコヤマトさんの『やまと』と、
戦艦『大和』の『やまと』を掛けてます。

ちなみにおんなじ黒猫の『むさし』
これは、
戦艦『大和』に継ぐ
大型戦艦『武蔵』から名前をもらいました。

気づかれた方もおられたかもしれませんが、その他の子供達の名前は、すべて、
現役の海上自衛隊艦船の名前なんです。

船舶や物流を学んだ娘が名付け親です。

頭の弱い私は、覚えきるのに、
1ヶ月近くかかったかもf(^^;

ケージの前と、営業車の車内にそれぞれの名前を張り付けて覚えました(笑)



今、8匹の子猫と、2匹の母猫は、
この暑い夏を、元気に生きてくれています。

問題は、
授乳を母猫に委ねたことによって、
猫の7大感染症のなかでも特に代表的なエイズと白血病が、
子猫にどう影響しているかということです。

私が、
猫を迎えようとされている方々に
お願いしたいことは、

時期が来てこの子達の検査を実施し、結果陽性キャリアだと確定しても、
また、
尻尾がまっすぐ伸びた形のいいものでなくても、
それは、この子達それぞれの個性として、
それぞれの命を、受け止めていただきたいと言うことなんです。

我が家にも、
エイズ陽性キャリアの『小鉄』という保護猫がいます。






スーパーの駐車場で食パンをお客さんにもらいながら生きて、骨が浮き出てました。

譲渡を前提に保護したのですが、
エイズキャリアとなるとなかなかお声を
かけてもらえず私が親となりました。

小鉄の鼻水は止まっていますが、
涙による目頭に溜まる汚れは、慢性的に続いています。


注)首を絞めてる訳ではありません(笑)


毎日必ず目を掃除して、目薬をさします。

それは日課であり、また、小鉄とのコミュニケーションです。

小鉄もいつ免疫力が弱っていくかはわかりません。
でも、発症なく天寿を終えてくれるかもしれません。

家族であるならば、
少しでも永く一緒に居たいと願います。

一緒に居れるように、
日頃から、健康管理、衛生管理、食事の管理、そうしたことを抜かりなく、取り組もうと、飼い主である家族は努力をします。

仮に陰性の子達を迎え入れても、外との往来を自由に許したり、ワクチンやノミダニ予防の医療を怠ったりするような飼い方をしたならば、結局、その子の天寿を縮めることになります。
また、不妊治療を施さなかったら、不幸な命を増やすこととなり、さらには加齢と共にその子達の病気の温床にも繋がります。

手のかからない生き物など居ません。

いかなる命も、人間の手をかけてあげただけ、気持ちは伝わり、少しでも永く一緒に居ることができるのだと思います。

すべては私たち飼い主となる人間次第だと私は思います。

今の段階ではこの子達が、みな、元気で居てくれること、それだけを祈っています。

次季、里親募集に入りましたら、
皆様のお力添えを頂戴できればと思います。
拡散・お声かけを、どうかよろしくお願いいたします。