こんにちは

北御門です

普段歩いていると、周りの方の歩き方や立ち方を見てしまう癖があるのですが骨盤を揺らしながら歩いている方が多いな〜という印象です。
骨盤が揺れるとお尻を左右にフリフリ振っているような感じになったり、骨盤が安定していないので上半身もブレてしまいます。
腕を異様に振って歩いている方は、骨盤でとるべきバランスを腕でとっているんですね。
理想は、骨盤を揺らさないように両方の腸骨(腰骨)が同じ高さをキープして歩ける事。
ウォーキングでしたら、大股歩きや腕を振るのは消費カロリーを稼ぐ上では良いのかもしれませんが、美しく歩く事を考えると、大股過ぎる歩きは骨盤がブレやすいですし、腕の振りすぎもエレガントさにかけてしまうと私は思います。
歩く度に右、左と腸骨上がったり下がったり、横や前に出過ぎたりしていると股関節にも負担がかかりやすく、その周辺の筋肉に頑張って貰わなくてはいけなくなります。
よく使う筋肉は強く太く硬くなりますので、股関節周りにボリュームが出やすく足の付け根辺りから腰にかけてがっちりとなりやすいです。
普段ストレッチや運動をする習慣のある方で、股関節のストレッチをされていたり身体の巡りが良い方はそれ程問題ないかもしれませんが、そうでない方やデスクワークで座りっぱなしの方は鼠径部のリンパも詰まりやすいので下半身太りにも繋がりますね。
女性は男性と比べて骨盤の横幅がありますし、筋力が少ない分ブレやすく、下半身のボリュームが出やすいのです。
片脚で立つと、そちらの脚の股関節に体重の3倍の負担がかかりますので歩きながらお尻が横にブレるという事は歩きながら股関節に体重3倍分の負荷をかけているということなので、それは発達しますよね

自ら股関節周りの筋肉発達の為の筋トレを歩く度にしているようなものです

そういった不要な筋肉の張りを解したりする事が私の仕事の1つでもあるのですが、まず自分で出来ることは歩く時に骨盤が左右・前後にブレないようにする事です。
そうなると今度は膝下だけでぺたぺた歩きになりやすいのですが、後ろ足を前に運ぶ時になるべくギリギリまで膝を曲げないようにすると脚裏が伸びる感覚・お尻の筋肉まで使えている感覚・鼠径部周辺の筋肉が伸びている感覚が分かり、ぺたぺた歩きを防げますよ

最初は変に意識してロボットのような動きになってしまう方もいらっしゃいますが、今までしていなかった新しい意識を身体に癖付ていくので難しく感じるかもしませんが無意識レベルに落とし込むまではひたすら意識!です。
力まずに自然と出来るようになるのが理想ですね

無意識にその姿勢が保てるようになると、筋肉や脂肪の付き方も変わりますので身体のラインが変わります。
歩き方の話なると、止まらなくなるのでまた少しずつご紹介出来たらと思います
