三年、四年になるだろうか、鈴虫を飼っています。
それは毎年、前年の個体の子孫が生まれて、その年に
卵を産んで、翌年にまた子孫が生まれるという、繰り返しで
鈴虫はいつも多くの卵を産むものですから、最初は30匹程度で
飼っていたものが、年々数が殖えていき、今年は200匹から
300匹程度が五月の末に生まれました。
生まれたての個体は3mm程度、よく見ないと分からないです。
昨年もそれ位の個体が孵化したことを思えば、少ないようで…
飼育ケースに入れた昆虫用の土の中に、
茶色いミールワームのような謎の幼虫が居たので
幾つかの卵は食べられたものと思われます。
謎の幼虫は殺生は気の毒なので、安全な場所へ排除しました。
専用の餌と、自然の環境に近い形を作るためにダイソーで
クヌギの枯れ葉の詰め合わせや水苔、クヌギの樹皮などを
購入し生まれたチビ鈴虫を育てる環境を整えました。
ダイソーに行けば、何でも揃いそうです。
それからすくすくと鈴虫が育ち、七月も中旬に入りますと
体長は10mmを超えるものが多くなりました。
画像に映りこんでいる個体の数、幾つぐらいでしょうか?
餌場は一つでは争いが起こりかねないので、複数設けています。
こちらもガツガツと餌を食べております。
但し、羽を鳴らすのはオスだけで、その羽も生えてません。
八月ごろまでは脱皮を繰り返し成長を続けるようです。
儚いようですが鈴虫の毎日はきっと目まぐるしいものなのでしょう。
餌の消費が激しくて、成長の早さを感じます。
リーン、リーン♪と鳴いてくれる日が待ち遠しいです。