最近、ゼット世代なる若者の中で、フィルムカメラが
流行りつつあるという記事を目にすることがあります。
真実かどうかは置いておいて。
フィルム一眼レフカメラには機械式と電子式があり、
機械式は修理しやすいが電子式は電子部品や基板が
お亡くなりになっていることが多くて修理不可であることが
多いということは、過去に書いたような気がします。
しかし変わったモノが好きな私です、玉数が少なくて、
壊れたら修理してくれる業者があるのかどうかという
不人気機種のフジカAX-5という電子式一眼レフを
某オークションで安く手に入れました。
外観は悪くない。インテリアとして使うなら良いです。
当然まともに動いてくれないジャンクでしたので、国内の色んな
修理業者さんに問い合わせたりしたものです。
返ってくる答えは、軒並み「修理不可」。
ですので、自分でバラシて壊れてそうな場所を探して、
電子部品由来ならばそれ相当の部品を調達してなんとかしようと
頑張ってしまうのです。DIYが好きか嫌いか、それが問われます。
不人気機種である故、インターネッツ情報も少なく、
苦戦しましたが、どうにか動くようにはなりました…。
ペンタ部にある五本の線が、フジカのフラグシップの証です。
現代の富士フイルムのデジタルミラーレスカメラと比べては
勝ち目が無いのは明白ではあります、それを差し引いても
当時の中途半端なアナログ感に道具らしさを感じます。
昔のカメラらしく、ストラップ取り付け部が小さいので、それ用の
アダプタとなる部品を買って、ストラップ取り付けに至りました
ストラップが取り付けられる安心感。
押し入れに保管していたコダックのフィルムを装てん、
外へ出かけて散歩撮影してました。
ISO200のKodakカラーネガフィルムが一本680円。
今では考えられない安さです。期限切れになる寸前でした。
さて、銀塩フィルムカメラによる撮影です、写真の出来具合は
デジタルの気軽さとは対極にあります。36枚を使いきってから
ラボ屋さんで現像してもらってという面倒な作業と出費が
発生します。
いつの間に「金持ちの道楽」になってしまったのだろう、時代の
変化は思っているより早いようです…。
2024年追記…やはり露出が狂いだしました、
ダメだこりゃ(´・ω・`)



