皆様、インターネット生活、楽しんでいますか？
私がインターネットを始めたのは、シャープが面白いPDAを
発売した時からです。西暦で言うところの2000年頃かな。
ザウルス・MI-P1(アイゲッティ)、電子手帳の一種です。
これに携帯電話をつないでインターネットを楽しんでいたのです。
当時の携帯電話の通信速度が9600bps、今思えば恐ろしく遅い…
それでもインターネットに繋がりブラウザでWeb閲覧ができて
電子メールのやり取りができるというのですから、そこそこ売れた
(かな)。別売りのPHS接続アダプタを使って64kbpsで「高速通信」
なんて使い方もありました。
ザウルスでシャープスペースタウンに入っていた人達、今頃
どうしているのでしょうかね。
やがてインターネットはブロードバンドの時代に突入し、一気に
インターネットというものの利用人口が広がったことは、言うまでも
ありません。
前置きが長くなりました。
つい最近ですね、こういう現象が頻発しております。
ブラウザを起動中、いきなり警告音とともに画面が変わるのです。
その画面を見ると、「ご利用のシステムが(3)個のウイルスに感染
しています」だとか、「今すぐ対応が必要です」「OKを押して修復
処理を開始してください」などと、不安を煽る文言が書いてあります。
ここで慌ててはいけません。
実はこれ、詐欺サイト誘導広告の一種らしいのです。
間違ってもOKを押してはいけません。
でも、「間違ってOKを押してしまったよぉ～」とトホホな貴方！
深呼吸をしましょう。
暫く考えてみるのです。
OKを押されたパソコンは、勝手にスキャンを始めたりするかも
しれません。否、するでしょうね。
そして最終的に「当社のウイルス対策ソフトを入れることで…」と
判断を迫られるのです。
こういうのには、応じないのが一番です。
相手が欲しがっているのは、個人情報です。
迷わずブラウザを閉じましょう。迷わず行けよ、行けばわかるさ！
ブラウザが閉じれない場合は、Ctrl+Alt+Delで再起動、
または強制終了ですね。
あの手この手でやってくる悪徳商法、応じてはいけません。
20年前には考えもしなかったような悪事が蔓延っている世の中、
うまく切り抜けるように用心だけはしておきましょう…。