梅雨の合間の晴れの日。
季節柄、雨で流れるかもしれないと思っていた登山企画。
今月も無事に決行するに至りました。
いつも登っている山ですが、地震の影響などないだろうか、
雨で地盤が緩んでいないだろうか、心配なところもありました。
頂上に着くまでは沢登りします。
チョロチョロと流れる小川。梅雨時の雨水が山を下っていきます。
やがて、滝に到着。
ここでいつも足休め。休憩するのです。
水量が豊富で、滝の辺りは涼しく感じられます。
落差は10メートルあるかな？
小さい滝ですが、流水が岩を叩く音に圧倒されます。
近づいて撮影すると、水浸しになるのです。
滝の裏側に回ってみました。
涼しくて気持ちいいです。
自然の恵みを感じる瞬間でもあります。
マイナスイオンを浴びて、さあ出発。
誰かが設置した道しるべを頼りにするまでもなく、足を運びます。
自然の中を歩くわけですから、道中でいろんなイベントが発生します
謎のキノコを見つけました。
つぼとつばがあり、傘の色は薄茶色。表面はなめらか。
テングタケの仲間でしょうか。食べる気が起きません。
山に入る時にキノコ図鑑があれば便利だなぁと思います。
基本的に自生しているキノコを食べるべきではないですね。
足下が滑りやすくなっているので、大地を踏みしめるように
歩いていますと、珍しい生き物を見つけました。
ナナフシです。
木の枝のように擬態する生き物なので、見つけるのは困難です。
画像のナナフシは、前足を延ばして擬態しています。
こういう生き物は、人生で何度も見られるものではないので
幸運を感じました。
そんなイベントを経て、入山より1時間半ほどしますと
登頂です。
この山、地元の人以外には、あまり知られていないので
人に会うことはありませんでした。
頂上に着いたら、クッキングです。
いつもの道具で、湯を沸かします。
今回の昼食メニューはこちら
アマノフーズの「トマトとチーズのリゾット」です。
フリーズドライ食品ですので荷物の軽量化に貢献しています。
パッケージを開けると、こんな感じです。
これ1つで足りるのでしょうか？
はい、足りません。
ですので2つ使います。
コッヘルに投入します。
あとは熱湯をかけるだけ。
見た目は良くないですが、美味しいリゾットの完成です。
最近、地震がありましたし、非常食としても使えそうですね。
完食したあとは、ホッと一息、コーヒータイム。
インスタントコーヒーよりも、ドリップコーヒーが似合います。
山頂での一杯。
至福の時です。
色んな贅沢がありますが、こんな形の贅沢もいいものです。
スーパーマーケットで水が不足しているという話を見聞きしますが
以前より買い置きしておいた地域限定のお水を使いました。
販売している場所が限定されているので
簡単には手に入らないようです。
いつ、どこで買ったんだったっけ？
折角山に登ったのですから、頂上からの展望を。
少し靄がかかっていましたが、眺望は良好でした。
ただ、双眼鏡で見てみると、屋根にブルーシートが掛けられている
家々が散在しており、地震の恐ろしさを見せつけられました。
決して高い山ではないのですが、体力を消耗しますので
運動不足の解消には役立っているかと。
今回の教訓は、「日焼け止めクリームを塗っておく」でした。
来月もこの企画、やるのかな、暑いからどうしようかな、でも
やらないよりはやる方がいいですね。
予定表を確認せねば…