従来の黒っぽい磁石はフェライト磁石と呼ばれるもので、
安価で手に入るものでした。
その磁力に対して、桁違いの磁力を持つのが
ネオジム磁石です。銀色のメッキが施されています。
昭和５９年に住友特殊金属のチームが発明した（Wikipediaより）
日本生まれの超強力磁石です。
このネオジム磁石、強力な磁力を持つので色々な用途に
使われているようです。ハイブリッドカーなどには必須です。
Wikipediaに記述されているものの他にも、
観賞魚の水槽のガラスの内側の苔取りに、ネオジム磁石で
ガラスを挟むようにして使うような、面白い製品もあります。
また、昨今ではこれを用いて自動車の燃費を改善するという
ＤＩＹ加工に使われたり（効果があるかは不明）、多用途です。
しかしこの磁石、ネオジムというレアアースを使用するので
値段もそれなりにするものです。
以前は１００円ショップのダイソーでよく見かけたものですが
いまではさっぱり、見かけなくなりました。
レアアースの産出国との緊張で、禁輸措置が取られただとか
色々言われています。
それゆえでしょうか、見かけなくなったのは。
ところが！ダイソーで見かけなくなったものが、セリアで
見つかりました。
大きさも数もダイソーのものと同じです。
これで１００円（税別）は格安です！
と、いうことでお買い上げいたしました。
吊るして売られているのですが、これが幾つも強力に引っ付き
１パックを手に取るのに苦労しました。
電車の切符やフロッピーディスク、カセットテープなどと
一緒に持ち歩くことはとても出来ません。
もっとも、フロッピーディスクもカセットテープも過去のものと
なりましたので、シチュエーションは考えにくいですが。
買ったところで何に使うか、それはこれから考えるということで
手元にあって困るというものではありません。
※日本では産出しないと思われていたネオジム、これが近年、
海底から取り出すことが出来るということが分かり、自前で
希土類を調達できるようになればチャイナリスクも軽減されます
（産出国を書いてしまった…）。
昨日の秋田県に於けるシェールオイルの採取成功といい、
国内で資源が調達できるようになれば言うことはないですね。