はっぱふみふみ |  トミー中村の公式てきブログ    Powered by Amebaっぽい

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巷で噂のブログへようこそ。和を大切にしましょう。

このところ色々と紙にマーカーペンで色を付けるようなことが
増えてきました
ので、文房具を整理して使い勝手をよくしようと
芯が折れた鉛筆から、インクが出ないボールペンまでかき集めて、
捨てるべきものは捨てて、使えそうなものは別途纏めておこうと
這いずり回っていますと、引き出しの奥から懐かしいものが。
 

万年筆が出てきました。
 
これを買ってもらったのは大学に受かった時だったか、就職先が
決まった時か、思い出せばどちらでもないということは分かりました。
 
どういう経緯を経て、ここにこれがあるのか、全く記憶にありません。
ただ、中学生の頃には手元にあったかと思われます。
 
ペン先を替えるタイプと違い、、当時は18金のペン先の滑らかさ
感動して「万年筆っていいものだ」と思ったものです。
 
インクが切れれば、カートリッジを差し替えるだけで使えるのですから
一生使える文房具。「万年筆」とはよくいったものです。
 
 
さて、この万年筆。
何気なく使っていましたが、ただものではないようで。

パイロット万年筆「エリート」S
 
 
昭和43年に製造が始まった商品だそうです。

 
大橋巨泉さんが難解な言葉を使って宣伝していた万年筆
です
(懐かしいCMを動画サイトで観ることができます)。

CM放送は昭和44年頃だそうで、当然私はリアルタイムを知りません。  

 
携帯する時は短くて、使う時はキャップを後ろに挿して、
使いやすい長さになるという、よく出来た製品で、前述のテレビCMの
効果もあってか、大ベストセラーになったそうです。

 

当時の販売価格は2000円程度。
 
今、ペン先が18金のものは1万円以上しますから、相応の
価値があるのでしょう。
安価なものは、14金のものが多く出回っているようです。
 
あまり硬いペン先は、紙に引っかかったりしましたから、これは
今では良い品物です(接触面は細工がしてあります)。
 
修理してでも使いたくなる逸品です。
これは捨てられません。大切に保管しておきます。