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今日も暑かったですね

今日のブログは人体についてです。長いですよ~(笑)
私たちの体は約200種類60兆個の細胞でできているって知っていますか?
普段想像もしないですよね

細胞cellは厚さ約10nm の細胞膜で囲まれた生命体です。
単細胞(細菌などのように1個体が1個の細胞でできている)でできている生物は
単細胞生物と呼ばれます。
ヒトは多細胞生物です

ヒトの生命の始まりは受精卵という一つの細胞で
分裂を繰り返すことで細胞が作られヒトとしての形を形成していきます。
この細胞分裂は単純に金太郎あめのように細胞が増えるのではなく
分裂しながらいろいろな細胞に変化(分化)します。
このときあなたは骨よとかあなたは脳ねとか すべての細胞の役割が決まります

長い地球の歴史を紐解くと、46億年前に地球ができ
約38億年前に生物の歴史が始まったとされています。
海から初めて生き物が産まれたとき 最初は単細胞生物でしたよね

それから様々な種が産まれましたね

私たちヒトの生命が始まる時にも
この壮大な地球の歴史に似た過程をたどります

さて最初の受精卵はどこにあるの?ということですが
男性は精子 女性は卵子という細胞を持っています。
この細胞は生殖細胞と呼ばれます。
生殖細胞の精子と卵子はDNAの情報を半分しか持っていません。
二つが合わさった時に受精卵が初めて作られDNAの情報は完成します

ほとんどの細胞はDNA(染色体)の情報をコピーしながら分裂(分化)します。
だから口はお父さんに似てるわねとか、爪はお母さんねとかになる訳です。
おじいちゃんに似たり、身近にいる誰にも似てなかったりすることもありますね

受精卵は独特の分裂で作られます。
DNAは親から子へ脈々と受け継がれる命のバトンの様なもので
細胞と細胞が出会い 受精の課程をたどった歴史なのです。
恋に落ちたみたいでしょう?
そして新たな命を産みだすのです

あなたが今ここに居るのは誰かが細胞により命のバトンを受け継いだからです。
そしてあなたがそのバトンを受け継いだからなのです

はじめ人間ギャートルズのような時代も 戦争でたくさんの人が亡くなった時代にもです。
人体を構成する細胞は体細胞といいほとんどの体細胞は
染色体や紡錘糸というものがあるので有糸分裂といい
精子・卵子が作られる時は細胞核の染色体の数が半分になる減数分裂といいます。
これらのすべての細胞は 生命の維持という一つの点で共通していて
そのために必要な物質を合成します。
細胞cellはそれぞれが個々の生命体であると同時に
生命を維持する単位として働いているのです

地球で生まれた他の生物たちも生き物として変化を遂げ 新たな命を産みだしてきました。
中には絶滅してしまうものやニュータイプとして生き残ったものもいます。
環境の変化に対応し生態系を維持しながら 生き物は生き続けてきたのです

ヒトの一生が始まる時 身体の中ではこのようなことが起きています。
半分しか情報を持たない細胞と細胞が出会い 新たな命を作り出すのです

そうして生まれた生命は60兆個という細胞の協力によって維持され
また新たな命を育むことになるのです

はてさて 細胞の話はいかがでしたか?
私は時々細胞が恋に落ちる時を想像します

システムとしての人体というよりも 細胞にも心の記憶があるように思うのです。
そして 人が産まれるという命の不思議を想像します。
どんなコミュニティであれ 老若男女問わず
誰かと誰かが出会い一つの共通項により新しいものを生み出し
協力しながら維持をするということがありますよね

なんだか細胞の話と似ているでしょう?
不思議ですね

