【大阪府 交野市・米粉・お菓子教室】
『アレルギーに寄り添うお菓子作り』
卵・乳・小麦・白砂糖不使用
米粉お菓子教室 プルメリア
永田美和です
こんにちは。
1月も終わりが見えてきました。
1月は「行く」というだけあって、ホント早い気がします!
さて、今日は
「米粉お菓子が固くなるのはなぜ?」についてお伝えします。
米粉お菓子が固くなるのは、
お米の特徴によるものです。
ご飯を考えてもらうとわかると思いますが、
ご飯って炊き立ては、ふんわり柔らかいですよね。
でも、冷めるとどうでしょう?
冷やご飯って固くなりますよね。
これは、米粉つまり、米の主成分のデンプンが関係しています。
生米の生デンプンは硬くて消化が悪く、そのままでは食べる事ができません。
しかし、水と熱を加えると美味しくなり、消化しやすいデンプンに変化します。
これを「α(アルファ)化」といいます。
α化したデンプンは、そのまま放置したり、冷蔵庫で冷たくすると、また生でんぷん化の状態へ戻っていきます。
これを「β(ベータ)化」といいます。
炊いたご飯や焼いたお餅が冷えたときに硬くなのは、この現象によるためです。
米粉お菓子も同じ事が言えるため、冷えると米粉に含まれるでんぷんかのβ化により硬くなります。
これを解決するには、
再び加熱すること!
常温放置で固くなったマフィンなどのケーキ類は、ラップをし、数十秒〜温めなおすことで、美味しく食べることができますよ。
参考になれば、嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました