【大阪府 交野市・米粉・お菓子教室】
『アレルギーっ子に寄り添うお菓子作り』
卵・乳・小麦・白砂糖不使用
米粉お菓子教室 プルメリア
永田美和です
こんにちは。
年の瀬ですね。。
毎年、年末だとは思えないと思うのですが
今年は温暖だったかったせいか、
いつもよりも増して年の瀬感がないですね。
大掃除の合間を縫って
試作をしていました。
寒い時期、ほかほかの蒸しパンが美味しいので
白い生地だけでなく、他にカラフルにできたら
かわいいなと試作をしました。
その中で、紫いもパウダーを使ってみたんです。
生地を作って、火にかけるまでは
紫色のきれいな色なんですが
火に掛けて数分経つと
仕上がりが青い蒸しパンに
まるでハロウィンのお菓子のような色合いに。。
(上が栗、ゴマがのっているのがお芋)
そうか!さつまいもと反応したんだー
と思い、栗にトッピングを変えたんですが
また同じ
調べてみたら、ベーキングパウダー、重曹、
米粉のアルカリ成分と反応して、青くなるようなんです。
どうして紫芋は色が変わるの?
それは
紫芋にはアントシアンという色素が含まれている。
このアントシアニンという色素がphによって変色する。
酸性だと赤色~赤紫色
中性だと紫色
アルカリ性だと青色~緑色
なので今回の蒸しパンはベーキングパウダーと米粉のアルカリ性に反応し、青色になったのです。
赤色にするためにレモン汁を入れることもしてみたのですがアルカリ性が強く、負けてしまい、結局、難しい結果となりました。
ベーキングパウダーを使わずに、イーストなどを使うと紫芋の色を維持できると書かれている方もいました。
ちなみに、紫芋は変色しても品質に問題はないそうなので安心して食べられます。
(青い蒸しパンは違和感ありますね)
青い蒸しパン、食べてみたい方はぜひ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました
来年もみなさまにとって良い一年となりますように・・