私は今でこそ、お菓子教室をしたいと思うくらいお菓子作りが大好きで、私のお菓子を食べて頂いた方に、私のお菓子は美味しい!好きです!と言って頂けるお菓子を提供できるようになりましたが、まだ自信のない事も多いです。
なぜかは…。
私の幼少期と関係があると思います。
小さい頃、私はいつも妹と比べられる長女でした。
鈍臭く、運動もあまりできず、かけっこはいつも1番ビリか早くて下から2番目。
どんな習い事をさせてもらっても続かず、
部屋の片付けもうまくできない子でした。
いつもきちんと片付いている妹の机と散らかっている私の机。
好きな事を見つけてこなしていく妹。
のんびり性格の私とテキパキこなす妹。
妹はできるのに、私は‥と父に比べられては、よく言われました。
そんな父が唯一褒めてくれたのがお菓子作り、料理でした。
中学生くらいからお菓子作りが好きで、
お菓子作りの本を見て作っていました。
何でも新しい物好きな父の買った
今では珍しいホームべーカリーを兼ねた食パンの焼ける電子レンジでパンを焼いたり、ケーキやクッキーを焼いたりしました。
友達と一緒にデコレーションケーキを作ったりもしました。
成長するにあたって、仕事で忙しい母の夕飯準備を手伝ったり、職場に手作りのお菓子を持って行ったりしました。
結婚をし、主人が何でも美味しいと食べてくれる人だったので、更に料理が大好きになっていきました。
長女を出産し、一緒にお菓子作りをしたりもしました。
その後、卵・乳アレルギー、アトピー持ちの長男を出産。
改めて食について考えるようになりました。
卵・乳製品を使わず、家族みんなで同じ物を食べ、元気に過ごすにはどうすればいいのだろうと思っていました。
そんな時に、お料理好きな先生にごま塩作りを習ったのをきっかけに、マクロビオティックに興味を持ちました。
更に学びたいと思い、ナチュラルフードコーディネーター、薬膳・漢方検定の勉強をし、今に至っています。
私の味覚も、男性の割に買い物が好きで、
仕事帰りにデパ地下に立ち寄り、お給料を貰ったら必ずケーキを買ってきてくれる父のおかげで磨かれたのかもしれません。
今でもお菓子作りは好きですが、そんなに器用な方ではないと思います。
だからこそ、同じようにお菓子作りはしたいけど、お菓子作りは好きだけど、一歩がでない方や器用な人じゃないとできないと思っておられる方でも簡単にできるお菓子を作れる教室にしたいと思っています。
バターや卵を使わないからこそ、
ナチュラルスイーツは簡単に美味しくでき、
更に子供に安心して食べさせられるお菓子
だと思います。