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立会い出産希望のいつ旦那が入室したか、結局よく分からなかった。
最終段階のいきみと思われる場面で、私のお股の向こうにいる陽キャ先生が静かに会陰切開をしているのが見えてしまう。
実は会陰切開が1番お産で怖い私。
「会陰切開する頃にはもう陣痛の痛みで訳わかんなくなってるし『切って早く出してくれ!!!』ってなるから痛みも感じないし、切られてること自体よくわからない」
って経産婦さんから聞いてたけど、切開されてる感覚がわかって、陽キャ先生にブチ切れそうになる。
そこまで痛くはないけど、ジョキジョキされてる感覚がある。
「はいいきんでーーー」
「(股切ったら)痛いーーー(に決まってんだろがー!!!)」
「声出しちゃダメー!」
「…………………ヴーーーッ」
陽キャ先生、いつも何かしら処置する前は絶対教えてくれるのに、会陰切開の前は何も言ってくれなかった。
いや、言われなくて良かったか。
このいきみを確か2回やったところで、お股がドゥルンとした。
「力抜いてー!出てきたよー!」
いきむことに全力を注いできたから、もはや力の抜き方がわからない
心を無にして天井を見上げたらさらにドゥルンときて、遠くでブェッブェッオンギャァァァと弱々しい声が聞こえてきた。
生まれたのはわかった。
なんかゲホゲホ聞こえるけど息吸えてる???
先生がガチャガチャやってるみたいで処置中かな。
とりあえず放心状態。
あぁ……やっと終わった……
パツパツだったお腹がぺしゃんこになったのがわかった。
何十秒か経って良い産声が聞こえ始めたところで「とったどー!」のごとく、陽キャ先生が赤子をこちらに見せてくれた。
生まれたてだから宇宙人のような風貌になるかなって思ってたら、思ったよりも人間だった。
臍の緒が既に切られてクリップのようなもので留められてる。
この処置をしてたのかな。
頭の上からシャッター音が聞こえる。
旦那が写真撮ってた。
私の真後ろにいたのか。
立会い出産と言っても本当に最後のところからの登場だったので、特に何かサポートがあったわけではないけど、突然現れて存在感出されてもかえって気が散るだろうな。
ぼんやりしながら赤子のほっぺをつついてみたら、水分量が多くてぶよんぶよんでウワァァァァァ(驚)ってなった。
3010g、48cm。
腹の中では小さめと言われ続けていたけど、40週までいたからなのか平均ジャストサイズな感じだ。
「今何時ですか?」
「3時ー…」
「えっ」
頭の後ろの壁に時計があって、首をぐにょんとやって確認したら4時ちょい前だった。
あれ、私2時くらいに病院来たんじゃなかったか。
まだ4時なんだ?!
早っ。
旦那が今日の午後会社でミーティングがあるって言ってて、お昼頃には生まれるかなーそれならミーティングも間に合うかなーなんて思ってたのに、まだ朝日すらのぼっていない。
旦那は一旦退出。
私はお股の処置。
続きます。
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