欲と雪は積もるほどに… | その辺のボールペン。

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日々あったことを適当に…

気になる本を見つけたら、とりあえず手に取って、パッと適当に開いたページを確認する。という事を良くやっております。それで、キューンッと魂に響くものがあれば、買うか買わないかを考えるようにしています。

さて、昨日、仕事終わりに寄ったローソンに、気になる本がありました。『樹木希林さんからの手紙』という本で、先述したとおり、その本を手に取り、パッとページを開いてみると、「欲と雪は積もるにつれて道を失うともうしますが…云々」という、どなたかへのお手紙が載せられていました。基本、欲にまみれた日常を送っているなと、私、自覚しておりましたので、胸に突き刺さるよう(ズキューン!)な思いを致しました。

調べると、幕末の武士、高橋泥舟という方の『欲深き 人の心と降る雪は 積もるにつれて道を失う』という言葉を元にしたお手紙のようです。

積もらせちゃいけませんね。欲にまみれて、自分の足元さえ見えなくなってしまったら悲しすぎる。もっともっとを求めるよりも、今あるものを大切にしたいものです。。。