2015年 GW、マルタ島。 ヴァレッタのバスターミナルから路線バスを使って近隣の街を巡る小さな旅に出てきます。
多くの旅行者が有人窓口で買おうとするので窓口は大行列でしたが、英語表示の券売機はわかりやすく、簡単に購入できましたよ。 ちなみに、名物だったマルタの黄色いバスはすでに引退しており、現在はイギリスの Arriva社の運営するバス連絡網がマルタの島中を結んでいます。(黄色いマルタバスは観光用でまだ一部活躍しているようです)。
さて、最初にバスで向かったのは、ヴァレッタの南側の対岸、セングリア。
ポコポコと 3つの岬が伸びているので 「スリー・シティーズ」 と呼ばれている地区のうちの、一番南の岬がセングリア。その隣のが、昨日周遊バスで通ったヴィットリオーザです。 これらの地区は、ヴァレッタより先にマルタ騎士団が街を作った場所。岬の尖塔に砦を築き、海に面した部分を城壁で囲んで敵に備えました。
岬の先端にある小さな公園 Safe Heaven Garden まで行くと、そこにはかつての監視塔が海に突き出して敵を監視していました。
セングリアから眺めるヴァレッタの街並み、そして、隣に見えるのはヴィットリオーザの強固な城塞。
セングリアからいったんヴァレッタに戻って、バスを乗り換えて今度はヴァレッタの北側の対岸に位置するスリーマ地区へ。
フレッシュレモンで作るレモングラニータのスタンドが。こういうのヴァレッタにはないだろうな。街の雰囲気もずいぶん違います。
でも、わたしがこの町にきた理由は、スリーマを楽しむというよりも、ヴァレッタを楽しむため! というのも、ここがヴァレッタの街を見る絶景ポイントだからです。 スリーマの岬を先に向かってしばらく歩きます。ちょうど、対岸に大聖堂のドームが見えてきたら撮影ポイント。マルタというと必ず紹介される風景です!海上にぽっかりと浮かぶ石造りの街並みは、すこし不思議で、ものすごく美しい。
しばらくずっと一人で眺めていた、世界遺産の、ヴァレッタの街並み。
いつまでも見飽きない風景ですが、そろそろ、ヴァレッタ市街に戻りましょう。
ここからヴァレッタへは、船で湾を渡って戻りたいと思います!
片道 1.5ユーロ。バスだと湾をぐるりと回らないといけないところを、船ならまっすぐにヴァレッタに戻ることができるし、それにやっぱり、クルーズ気分欲しいじゃないですか!
ヴァレッタの美しい街並みが間近で楽しめて、船、とてもお勧めです!
ヴァレッタの小さな港に到着しました。 ここから長い階段を上って市街へ。 大聖堂が見えてくるとなんだかホっとしますね。ああ、帰ってきた。
高台から、夕暮れのヴァレッタと湾を見渡してみました。
マルタの滞在は、あと1日。 ディナーはメインストリートと奥の通りを結ぶ小道にある 「O'Office」に行ってきました。お店の外に並べられた小さなテーブル席をひとつ占領して、メニューに顔をうずめてかなり検討しましたが、やっぱり予想よりも量が多くて食べきれなかった!
でも雰囲気も味も良い、素敵なレストランでした。明日も来ちゃおうかと思うくらい。 明日は中世の雰囲気を残す古い街、イムディーナまで足をのばしてきます。
水 € 0.5 (セングリア) チョコレート € 1 (セングリア) グラニータ € 2 (スリーマ) 船 € 1.5(スリーマ) 夜ごはん € メモ忘れ (ヴァレッタ)
€ 1 (ユーロ) = 約130 円 _____________________________________ ヨーロッパ マルタ 周遊 旅行 一人旅 ヴァレッタ セングリア スリーマ バス クルーズ 世界遺産 |