シベリア鉄道の旅 - 旅のはじまりは、北京 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

2011年 4月 26日。

 

今年こそ、シベリア鉄道に乗りに行こう!と決意し、実際に準備を開始してからすでに 4か月弱。

いよいよ、とうとう、ほんとうに、その旅に出かける日がやってきました。

 

…いつだって 「当日」 というものが、不思議と訪れるんですよね。

どんなに先のことのように思っていても。

空港リムジンバスのなかでも、なんだかまだ現実感がないまま、羽田に到着しました。



そう、 実は今回、北京に向かう行きの飛行機に、初の羽田便を利用してみたんです。

 

 

国際線ターミナルを初めて利用しましたが、思ったよりこじんまりとしているんですね。

 

でも、空港内で 中国元はもちろん、ロシアルーブルも換金できたので良かったです。(現地で換金もできますが、出発時にあったほうが安心なので)。

 

早めに到着したのですが、初めての空港だったのでウロウロ歩き回っているうちに時間に。

 

 

はじめて利用する 中国国際航空 の機体はやや小型。非常口近くの 2席並びの席で ちょっと狭かったんですが、隣がいなかったので足を延ばしてくつろげました。

 

機内食は牛肉のあんかけご飯。

 

 
 

約 4時間で、北京に到着。午後便だったので、もう 17.00 前です。


空港から市内へは、空港バスや地下鉄で出ることができて、だいたい 20元程度。でも、今回はキャリーバッグのほかに シベリア鉄道用に食べものなど荷物が多いので、乗り換えたりする必要のないタクシーに乗りたい。タクシーだと市内まで 100元くらいです。

 

一瞬、「5倍じゃん、高い!」と思ったりもしたけど、冷静に考えたら 100元ってせいぜい、1,200円ちょっとなんですよね。なので、今回は迷わずタクシー乗り場に直行です。

 

市内に入ってから渋滞に巻き込まれたので、ホテルに着くまでに陽が落ちてしまいましたが。

 

 

今回の北京の宿は、宣武門ビジネスホテル。

地下鉄の駅の真横で、裏手に巨大なそごうデパートがあったりして、便利そうなホテルです。

 

 


お部屋はふつうのビジネスホテル。


でも、茶器が置いてあったりして中国っぽい?

 

 

 

乗ったタクシーのレシート。多い。いろんな領収書は、たぶん、高速料とか空港乗り入れ料とか、そういうのだと思われます。

 

そうそう、明日から乗車する鉄道の切符はこのホテルに届けてもらうように頼んでおいたので、チェックインのときに受け取りました。これで準備万端。


さて、明日の朝は早いので、サクサク食事して、準備して寝ないと!

裏のそごうデパート内のレストランで食事することも考えたのですが、それではあまりにも日本と変わらないので、少し歩いてみることにしました。

 

大通りに面したホテルだったのですが、通りを渡るとすぐに、かなりローカルな地域を発見。

 

 


庶民っぽい食堂もあって、地元の人が食事している様子。

 

そういうお店も魅力的だったのだけど、明日から長い間列車の旅なので、お腹を壊したり、体調を壊したりしたくないじゃないですか。なので、少し大きめな中華料理店に。

 

 

外見は立派だったけど、24h って書いてあるし、1F は、中の雰囲気もファミレス風の店へ。

 

客層がいろいろだったので、もしかしたら 2Fはちょっと豪華で、メニューが違うのかも。

 

 


 

 

そんな中、英語をひとつも話さない店員さんたちが見守るなか、なんだかよくわからずにオーダーしたのがこれ。


 

 

女性がひとりでビールを頼んだのが珍しかったらしく、「本当にこれでいいのか、これはお酒だ」 みたいなことを中国語で何度も念を押されたり。

 

 

鶏肉のメニューだということしかわからずにオーダーしたものが、大量の 「軟骨のからあげ」 だったの気付いて脱力したり。

 

変な客だと思われていたんだろうなー(笑)
 

 

さてさて、食事もすんで、ホテルに戻ってきました。

 

明日は 7.45 に北京を発つ便に乗車します。

その前に、せっかくなので天安門広場くらいは見ていきたい。そうなると、かなり早朝の出発です。

 

宣武門から北京駅までは地下鉄で一本 (4駅)。天安門広場にいく前門駅はその中間地点にあるので、カンタンといえばカンタンなのですが、荷物を持って移動するのが面倒だなぁ。
 

 

ちなみに、今回の荷物は、おなじみのキャリーバッグと、その横にある青いナイロンバッグの 2つ。

 

 

青いバッグには、シベリア鉄道で食べるための、6日分の軽い食事が入っています。重くはないけど、かさばるので移動が面倒で。

いちど鉄道に乗ってしまえば、あとは置きっぱなしで減っていくだけなので平気なんですけどね。

 

右矢印 荷物の中身については 「シベリア鉄道への道 - 持っていった荷物リスト 」 で。

 

今日は、早めにベッドに入って、そのまんま寝てしまいました。

 


 

 

宣武門ビジネスホテル

シングルルーム (ダブルのシングルユース) ¥5,500

 

 


 

羽田 Haneda 13.50 - 16.30 Beijing 北京 (3.5h)

中国国際航空

 


 

空港から市街までタクシー 117元 (タクシー)

夕食 67元

 

※ 1元 (げん) = 約 12 円

 


 

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