バルセロナ - フニクラに乗って、ミロに会いに | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

1998年に訪れたバルセロナ、アートをめぐる旅行記、今日のおめあては、「ミロ美術館 」 です。

 

ジョアン・ミロ Joan Miro は、バルセロナ出身の芸術家。バルセロナの美大で絵を学んだあとパリにわたり、後年は、スペインのマヨルカ島にアトリエを持って活動しました。

 

 

マヨルカ等のミロ美術館については

スペイン、シーズンオフのマヨルカ島 」 で。

 

 

カラフルで天真爛漫、シュールだけど可愛らしい独特の画風で人気の高いミロ。

わたしの大好きな画家のひとりでもあります。

 

 

「ミロ美術館」 があるのは、バルセロナの南西に広がる モンジュイックの丘。

1992年のバルセロナ・オリンピックのメイン会場となった場所で、広大な公園内に、美術館や博物館などが点在しているエリアです。

 

まずは、町の南西、丘のふもとにある ケーブルカー (フニクラ) 乗り場から出発。

 

 


実は歩いてでも、バスを利用しても丘には登れますが (実際、帰りは歩いて戻ってきたし)、ケーブルカー好きとしては絶対に乗りたかったんですよね。



ヨーロッパ周遊 鉄道旅行 バックパッカー女ひとり旅 そして、ケーブルカーを降りてすぐに右手に見えてくるのが、真っ白な外観の ミロ美術館。

 

1975年にオープンしたこの美術館には、ミロ本人も訪れています。

 

ちなみに、美術館の略称 「CEAC」 は、英語で 「Centre for the Study of Contemporary Art (現代美術研究センター)」 を意味するカタルーニャ語 「Centre d'Estudis d'Art Contemporani」 の頭文字です。



中にはいると、高い天井の内部には、ミロの宇宙が花開いていました。ハロー!

 

 


 

女性や鳥のポートレートを好んで残しているミロ、彼にかかれば女性たちもこんな風になってしまうんですね。

 

 

 

好きな作家の作品に囲まれて、時間が飛んでいくようでした。

 


さて、ミロ美術館を満喫したら、そこから ゴンドラに乗って、丘の頂上へ。

 

 

ガラス窓などのついていない小さな小さなゴンドラは、丘を登る途中に蛇行して、かわいらしい小さな遊園地の上を行くのですが、それがなんとも・・・すごく良かったです。

 

ほんとうにオモチャみたいなゴンドラで。

 
 

丘のてっぺんにはモンジュイック城がそびえていて、現在は軍事博物館となっている一部を見学できます。もちろん、地中海も一望できますよ!

 

 

 

 

さて、再びゴンドラで下に降りたら、今度はぶらぶらと坂道を下って丘を下りていきます。

 


オリンピック・スタジアムをかすめて 「カタルーニャ美術館 」 へ。


 

中世キリスト教美術を扱うこの美術館は、ロマネスク芸術の宝庫。ピレネー山麓に点在する小聖堂から集められた壁画が展示されています。

 


 

ちょっと一休みして、これから丘のふもとの 「スペイン村」 に足を延ばしましょう。



 

※ カメラの日付を合わせていなかったようで、写真の日付はまったくのデタラメです。

※ 今回、CEAC のウェブサイトから写真をお借りしました。

 

 

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