2003年 12月 22日。 朝まだ暗いうちにホテルを脱出し、グラン・プラス広場に出てから、昨日みそびれた場所をポツポツと回りつつ、王宮へ向かいます。
さて、王宮から歩いて地下鉄の駅へ。
地下鉄って、どこの国もやっぱり似てるよね。 ブリュッセル MIDI駅についたのが10時ごろ。
さて、いよいよ乗車です。 アントワープまでは1時間(急行だと30分くらい)。
駅でブルージュ行きの電車の時間を調べて、荷物を預けると、街の中心、マルクト広場へ。駅前から続くショッピング街を抜けて歩くこと15分くらいかな?
正式には、アントワープ ノートルダム大聖堂。
ベルギー最大のゴシック様式の教会なんだそうで、塔の高さは123mもあります。 鐘楼についているカリヨンは、世界遺産のひとつ。 教会の鐘がなるところを聞けて、嬉しかった! さあ、いよいよ中へ入りましょう。 入場料は、2ユーロ。
ネロがルーベンスの絵を見るために必要な2フランが払えずに苦労したことを思い出します。
クリスマス前なので、たくさんのクリスマス・ツリーや、キリスト誕生の馬小屋の模型などが飾られていて、すごくきれいでした。
ネロがどうしても見たかった、あのルーベンスの絵。
「十字架を立てる」ところと、「十字架からキリストを下ろす」ところです。
なんだか、自分なんかが簡単に見れてしまうこの絵を、やっと見ることができて 「死んでもいい」 と思えるだなんて、やっぱりすごい話だな、と改めていろいろ考えさせられました。
ちょっと思い立って来ちゃいました、なんてことができてしまう自分は、とても幸運なんだろうな、とか、何かに感謝をすべきなんだろう、とかね。
さて、今日はこれから、古都ブルージュまで行くつもりです。その前に、アントワープでランチを食べてから移動することにしました。 教会のまわりやマルクト広場を歩いてみて、いくつも立ち並ぶレストランの中から、ちょっと綺麗なカフェレストランを選びました。
注文したのは、ボロネーゼのパスタと紅茶。
アントワープからは、約 1時間半の旅。ぼんやり風景を見ていたら、本当に、あっという間です。 ちなみに、ブルージュは、現地の言語フラマン語 (オランダ語)では、実は 「ブルッヘ」。フランス語では 「ブリュージュ」、英語では 「ブルージュ」 です。 さて、到着したブルュージュは、やっぱり、とっても寒い! この続きは 「ベルギー3都市物語 ブルージュ編」 で!
ブリュッセル Brussel - Antwerp アントワープ (1h) アントワープ Antwerp - Bruges ブルージュ (1.5h)
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