ヨーロッパ鉄道の旅 - 長距離バスの旅 | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

このブログは 「ヨーロッパ鉄道の旅」 と銘打ってはいますが、旅をしていると、長距離バス (コーチ) での移動も、やはり不可欠。

 

 

鉄道運賃の高いイギリスでは よくコーチを利用しましたし、南スペインでひまわり畑の間をバスで移動したことも。バルト三国では、国際便がバスしかないという状況ゆえ、エストニアからポーランドまで 4カ国に渡ってバスの旅をしています。

 


バスの旅の利点は、まず、鉄道と比べると安いこと。

そして、鉄道が引かれていない場所にも便があることです。

 

バス会社は国ごとにたくさんありますが、ヨーロッパ最大手のバス会社 「Eurolines 」 は、ヨーロッパ中に路線がめぐらされていて、ヨーロッパ全土とモロッコを含む 500か所を結んでいます。

 

 

 

長距離バスのターミナルへ行けば、希望の時間のチケットを購入することができますし、たいてい、インターネットでの事前予約が可能。ちゃんとしたチケットがある場合もあるし、支払のレシートのようなものがそのままチケットになることもあります。

 

 

座席に余裕がある場合は、ドライバーさんに直接支払って乗車することもできますよ。


鉄道駅とはまたちょっと違った雰囲気の、国際バス乗り場。

 

 

 

 

国境付近のバス停では、一時停車して、国境警察がパスポートチェックに来ることも。

 

長旅の場合は、暇つぶしに本でも読みたいところだけれど、車酔いする人は避けたほうがベター。それに、列車と違って車内の明かりをつけないので、夜になると車内は暗くなってしまいます。(文字なんて追えない)。

 

なので、iPod が強い味方。

バス内でずーっと音楽やラジオがかかっていることも多いです。


飛んでいくのは、列車とはちょっとだけ違う車窓の風景。

 


町のなかを通って行ったり、横断歩道で人々が横切って行ったり、列車の風景よりも、ちょっとだけ現地の生活に近いところを移動できる感覚があります。バスもなかなか捨てがたい。


ちなみに、ネットでバスの路線や時刻を調べたいとき、バス会社のオフィシャルサイトを検索して調べても、そこの会社が扱っているバスの情報しか得られません。

 

実際は、ひとつのターミナルから、何社もの違ったバス会社のバスが出ているもの。だから、現地のバスターミナルのサイトを探して、そこで時刻を検索するのがベスト。

 

現地の言葉のみ、ってことも多いんだけど、バスの行き先と時間くらいはわかるしね。ちなみに、長距離バスはイギリス英語だと Coach、ヨーロッパ圏ではたいてい、Bus とか Autobus です。