ヨーロッパ鉄道の旅 - ヨーロッパの本屋さん | * たびばな * 旅好き女子のあちこち歩き

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主に鉄道でヨーロッパ34カ国、世界57か国をぐるぐると駆け回り、とにかく歩き回った、充実した旅の記録です。いろんな人に出会ったり、いろんなものを食べたり、旅のワクワクを少しでもおすそ分けできれば嬉しいです。持ち物やルート、予算についても情報いっぱい。

実は、本屋さんが大好きです。

 

日本にいても、小さい書店から大きな書店まで、とにかく本屋さんにいると幸せなくらい書店が好きなのですが (図書館も好き)、それは海外でも変わらず。

 

海外の書店には、すわり心地のよいソファがあったり、ウォータークーラーやコーヒーまで置いてあって、めちゃくちゃくつろげる空間なんかも多いしね。

今回の旅行でも、いろんな国でいろんな本屋さんに入って来ました。

 


 

気に入ったヴェニスの古本屋さん、「Marco Polo」。

 

 

観光地ゆえ、英語はもちろん、外国語の本が充実 (日本語はなかったと思いますが)。古本のほかに新刊書も扱っているのですが、そのチョイスがいかにも「本読み」な感じでイイのです!

 

読み終わった本を持っていくと、買い上げてくれるほか、別の古本と交換もできます。



 

ウィーンやローマ、フィレンツェなど大都市で入った大型書店。

 

英語の本のコーナーも大きいんだけど、どちらかというと面白いのは現地の本の売り場。

 

言葉が全部わからなくても、作家の名前は拾えるし、装丁や陳列の美しさは十分味わえます。

 

イタリアの本は、シリーズごとに装丁のイメージが統一されていて、だーっと並べて本棚に並べたい感じ。イギリスのペーパーバックともまたちょっと違ったセンスに惚れぼれ。

 

 

 

 

右はオランダはアムスの大型書店にて。

村上春樹の「海辺のカフカ」が(今頃)大プッシュ中。

 

 

 

下はザグレブの書店。日曜日なので閉店でしたが、のぞいてみたところ、ウィンドウにやはり村上春樹が飾ってありました。

 



海外で著名な日本人作家、ミシマ、カワバタはもう古くて、今は断然ムラカミなんですよねぇ。


イタリアはパルマで覗いた本屋さんは、児童書のコーナーが充実していて、いかにも地元の本屋さんという感じ。

 

 

本の朗読会もやってました。

日本人の作家の絵本の翻訳版を発見 。



 

小さな本屋さんも大好き。

 

スイス、ベルンの町にあった古本屋さん2軒。

どちらも、ちょっとしたアンティークなんかも扱っていて、素朴なセンスでかわいらしかった。

 

 

 

 

ローマで見かけた ひっそりといい感じの古本屋さん。

 

 

 

同じくローマの、こまごました雑貨も取り扱っていてオシャレな感じの書店。

 

 

 

まだまだ、このほかにもたくさんの本屋さんを巡りました。

 

国によって装丁の傾向も違うし、雑誌をめくるのもおもしろい。

 

ポストカードや文房具を置いているところも多いので、はがきだけ買った本屋さんも。

 

実際に本を買ったのはそのうちのほんの数軒ですが、ほんとうに覗いているだけで楽しかった。

 

本好きの方、デザインに興味のある方、本屋さんに寄ってみてくださいね!