飛行機に乗ったらマイルを貯める、というのはもはや常識
飛んだ距離に応じてマイレージを加算していき、それを利用して特典無料航空券が貰えるから。
<成田発、片道おおよその獲得マイル数>
韓国-740マイル
香港-1807マイル
グアム-1561マイル
プーケット-3249マイル
ケアンズ-3650マイル
ハワイ-3831マイル
サンフランシスコ-5131マイル
ニューヨーク-6737マイル
パリ-6206マイル
<特典無料航空券に必要なマイル数の目安>
日本国内-15000マイル
アジア-20000~25000マイル
ハワイ-40000マイル
北米-60000マイル
ヨーロッパ-80000マイル
*米系航空会社、エコノミーで一番低いステータスの場合
*コンチネンタル航空のケアンズ行きはアジアに含まれるのでお得!
航空会社のマイレージプログラムと提携しているクレジットカードを作ると、大体100円につき1マイルもらえるので、それを利用してさらに効率的にマイルを貯めることができるのも有名なお話。
100円につき1マイルということは、月10万円使って年に12000マイル。日本の国内線なら15000マイルで特典無料航空券がもらえるので、クレジットカードである程度支払いをする人なら、年に一度は無料で(多少手数料などかかりますが)沖縄に行くこともできます。もっと使う人なら・・・もっといいオファーが。
ということで、今までカードは百貨店のものをメインに利用して商品券に変えるのを楽しみにしていたのですが、カード払いの多い私、この度やっと航空会社提携のカードを作りメインカードとすることにしました。
<百貨店提携カード>
1000円の利用で1ポイント付与されます。1ポイント=5円換算で商品券にしてくれるのですが、でも、これって100円の利用で0.5円にしかならないのです。
<航空会社提携カード>
100円の利用で1マイル付与されます。1マイル=1~2円の価値と言われています(航空券の時価によって価値は変わるので)。つまり、100円の利用で最低1円。もちろん「特典無料航空券が確保できた」という前提でのお話なのでそのリスクを考えると妥当なのかも知れませんが、百貨店カードに比べると断然お得です。
特典大好き!無料大好き!の私、飛びつかないわけがありません 笑
ここでやっと今日のお話・・・修行僧。
世の中には私よりもこういったお話が大好きな人が大勢いて、ネットで検索すると沢山ヒットします。
「陸マイラー」=飛行機にはあまり乗らないで、クレジットカードの利用でマイルを貯める人。
「マイル修行僧」=どこかへ飛ぶ時、直行便はわざと避けて経由便で遠回りをしてマイルを稼ごうという人。
特に「マイル修行」をするにはそれなりの時間と体力をロスします。余裕と根性がなければ出来ません。本末転倒のような気がするのは私だけではないようですが、それも込みでマイルが貯まっていくのが嬉しいのでしょう。中には上手に旅の日程を組んで、大した負担やロスにならない程度にマイルを多めに獲得してる人も見かけるので、それは感心。
そして、感心したものはマネしたいのですが、絶対にマネできないのがこのお方!
MARC TACCI さん・・・恐れ入りました。
簡単に説明すると、72万4000円の期間限定の北米乗り放題チケットを購入して、その名の通り乗り放題し、100万マイル以上(724万相当)を稼ぎ出したというお話。
これぞマイル修行僧!
っていうか、マイルって譲渡できるからビジネスになるよね!?体を壊さなければ・・・。
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[バンクーバー 1日 ロイター]
2ヶ月間、カナダ国内を旅客機に乗って移動し続けた結果、マーク・タッチさん(30)はマイレージポイントを100万マイル貯めることに成功した。また、その過程をネットで流したのが大受けで、一躍、セレブになっている。
「The Great Canadian Mileage Run 2005」というブログで、タッチさんは、マイレージポイントが100万3625マイルに達し、過去61日間で56日間を機内で過ごした計算になると発表した。
また「完全に休養するために、ベッドでうつぶせになって寝る必要があります」と書いている。
タッチさんは7000カナダドル(約72万4000円)で、10月1日から11月30日まで北米大陸なら乗り放題のカナダ航空の「ノースアメリカ・アンリミテッド・パス」を購入、この挑戦を始めた。
マイレージサービスは、ポイントで席をグレードアップしたり、無料で乗れたりというサービスで顧客をつなぎ止めようというサービスだ。
タッチさんは、先週、ヴァンクーヴァー国際空港で乗り継ぎの際に取材に答え「オレ、マイレージサービスを別の次元に引き上げたんじゃないかな」とジョークを言った。
タッチさんの1日はこんな感じ。まず午前10時にバンクーバーから70キロほど離れたビクトリア行きのフライトに乗る。それから2つの都市を行ったり来たり6往復して、約4300キロ離れたトロント行きの深夜フライトに。そしてトロントについたら即、帰りの便に乗る。
この挑戦をインターネットに記録し始めると、世界中のメディアが注目、ロサンゼルスにはこの物語を書籍化するためのエージェントまでいるそうだ。
「恋人の職場にまで電話をかけて、彼女の上司に『なぁ、ヤツのことを聞いてるかい?』なんていうヤツまでいる。どこまでホントのことか分からないんだが」
100万マイルのマイレージで、タッチさんはカナダ~オーストラリアをビジネスクラスで10往復することができる。タッチさんの計算では、これは7万カナダドル(約724万円)に相当するという。
タッチさんはこのポイントでクリスマスに家族をマイアミに招待し、それから香港かタイに行くつもりだという。
マイレージを貯めていないとき、タッチさんは契約パイロットとして働いている。1週間に1度、ボーイング747型の貨物機を欧州やアジアに飛ばしている。
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これだけ乗って、本人が本職のパイロットだっていうのにもびっくり・・・飛行機ノイローゼになりそう。。