ブールー・モスク、アヤソフィア地区を見た後は、トプカプ宮殿へ。

15世紀中ごろに建てられ19世紀中ごろに新たにドルマバフチェ宮殿が建てられるまで、歴代のスルタン(王)が住み政治を行った王宮でした。有名な「ハーレム」があります。


第一の中庭。トプカプ宮殿はボスボラス海峡沿いに建っています。ピクニックに来ても良さそうなお庭からアプローチ。ここまでは誰でも自由に入れます。



挨拶の門。実質ここからが宮殿内。手前にチケット売り場があります。


・・・と観光の前に、トプカプ宮殿内には「KONYALI」というレストランがあります。ボスボラス海峡に面していて、広いトプカプ宮殿探検の前にここでランチ。カジュアルなオープンエアーのレストランと屋根のあるレストランとに分かれています。



初のトルコでのトルコ料理。
私、知らなかったのですがトルコはパンが美味でございます!フランスパンの中がもっちりした感じ。
メインのケバブ・カバブ・kebab・・・色々な種類があります。ドネル(Doner)は回転、シシ(Shish)は串焼き、あとヨーグルトをまぶしたのとか・・・覚えきれません。付け合せで出てくるマッシュド・ポテトのようなナスも特徴があって美味しかった。デザートは全て超甘。味に繊細さは求めていないようです。求めているのは甘さのみかと。これはエジプトに共通します。イスラム圏がそうなのかな?


さて、お腹もいっぱいになったところで宮殿の散策へ。

幸福の門。この内側にスルタンの部屋やハーレムなどがあります。


有名なしし唐みたいな形をしたトプカプの短剣とかスプーン職人のダイアモンドを展示している宝物館、




3000~5000人分の食事を作ったという厨房、使われていた銀食器類、中国や日本から渡った陶器類、歴代スルタンの衣装や装身具などなど・・・色々と見るところがあります。どれも、見事に(?)西洋と東洋が混在していて「ちょっと変じゃない?」と思ってしまうような中国の陶器に不自然にトルコ石を埋め込んだものなどが見られて面白かったです。


でも、一番の見所はハーレム。

(ハーレムは別料金ですが、いっそうのこと日本語のイヤホンガイドもつけて回ることをオススメします。)

ここがハーレムの入り口。


入り口の左側には、黒人宦官の間。警護の職に着いていたみたいです。日本の大奥には宦官も外国人もいないイメージなのですが、島国と大陸の違いでしょうか。



スルタンと謁見する部屋。



皇太子達が過ごした部屋。


この螺鈿細工の扉とタイルの組み合わせなんてトルコならではでは?



中庭から見た外壁。


タイル色々。
向かって左は「幸福の木」?「生命の木」?の模様。(どっちだか忘れちゃいました。)





どれをとっても素敵なんだなー。