社内ノマドワーカー。 | みかりんのThink different

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27歳、主婦みかりんのブログ!楽しく生きて旦那の才能を開花させ、幸せな家庭を築きます♪
ホームエステ・アンバサダー / 講演 / カウンセラー / アゲマン料理研究家 / アーティスト / 作文講師。


こんばんは☆


そういえば、ワークスタイルとしての「ノマド」っていうことば、どれぐらい浸透しているのでしょうか?


ノマドとは、ここ1年ぐらいで急速に広まったことばだと思いますが、
ひとつの場所、ひとつの組織にとらわれない働き方のこと。

もともと「遊牧民」という意味の言葉です。



典型的なイメージでいうと、

「ラフな服装で、iMacのパソコンを開きながら、カフェで仕事してる」って感じ。



私のブログにも今のところ毎回登場している「安藤美冬」さんがいちばん分かりやすい例だと思います。





さて本題。


では私がなぜ、「ノマド」という働き方に興味を持ったのか。
そして「社内ノマドワーカー」を自称するようになったのか。


今回は「ノマド」に出会い、惹かれるようになった経緯のお話です。





さかのぼること、2010年、春。

大学4年生として、就職活動真っ最中でした。

就活の時は、はっきり言って板挟みだったと思います。


・東大生としての自分と、家庭を第一に考える女性としての自分。

・親の期待に応えたい自分と、自分の本当の姿に気付いている自分。

・派手に見られる自分と、意外に引きこもりな自分。

・バリバリと働きたい自分と、日常生活を楽しみたい自分。



就職先を今の会社に決めた理由はいくつかあります。

今はまだはっきりとはここには書けませんが、いろんな面を持つ自分と向き合って、

学生の自分なりに最善の選択をしたとは思っています。




ちなみに大学に入っていちばん感じたのは、「集団に入ること自体には何の意味もない」ということ。

まして東大は、日本で一番の大学と言われるだけあって、スゴい人たちがいっぱいいます。



そんな中で、目的意識ややりたいこと、情熱がないと、働きバチの法則でいう

「がんばらない2割」になんて、すぐに落ちぶれてしまう。



がんばらない2割に属していた自分が、「東大」という肩書きで自分を語ることに

恥ずかしさと、空虚ささえ感じていました。




就活で面接に行っても、「東大」という大きすぎる、そして固いブランドと

それに見合わないちっぽけで未熟な自分とのギャップで

「自分には語れるものは何もない」というふうに必要以上に過小評価していたと思います。






そんなときに卒業論文の題材として出会ったのが、

光文社発行 女性ファッション誌『JJ』でちょうど2010年夏頃から特集され始めた、

「おしゃP」と呼ばれる女性たちでした。


「おしゃP」とは、「おしゃれプロデューサー」のこと。


多くは読者モデル出身の方で、自身のファッション・ブランドをプロデュースしている女性たちを指します。



彼女たちは、プロデュースしているブランドを経営するかたわら、

読者モデルの仕事もこなし、日々のコーディネートをブログにアップする。


ブログに掲載されるのはコーディネートだけでなく、

おしゃPどうしが集まってお茶をしたり、ホームパーティーをしたり、

ちゃっかりそこでコラボレーション・ビジネスが生まれたりしている様子です。



楽しそうで、キラキラしていて、ビジネスもがんばっている。

違う世界に生きる人たちだとはいえ、少なからず憧れの念を抱きました。




彼女たちと私の決定的に違うところは

「自分の名前で仕事をしている」ということでした。

(もちろん、○○誌読者モデル、という肩書きは強みだと思いますが)



これこそ、私が初めて出会った「ノマドスタイル」でした。




彼女たちの強烈な印象は、大学を卒業し、会社勤めを始めてからも

心に残っていました。



入社してしばらくは会社で居場所を作ること、会社で生きていくことに精いっぱいでしたが、

ちょうど入社から1年経った2012年4月、安藤美冬さんが「情熱大陸」に出演されたのをきっかけに、

私の「ノマドスタイル」への想いは、再燃することになります。




そしてもともと、入社1年目の終わり頃から

「社員自ら会社を変えていこう!」という、社内の色々な活動に参加していた自分を

「社内ノマドワーカー」と呼ぶことにしたわけです。




「ノマド」というと、確かに組織に属さないフリーランスで働く人たちのことを指します。

でも、ノマドスタイルで働いている方たちのマインドは、

会社に属する一社員であっても、活かすことができる。



会社に頼らず、自分の「ポータブル・スキル」(どこへいっても通用するスキル)を磨くために

今、私は社内でノマドワーキングをしています。