私の愛読書のひとつに
エグゼクティブコーチ
池原真佐子さんの著書
『魅力の正体』という一冊があります。
「魅力」というはっきりと
カタチにできないもの
これを
内面や外見をどう調えて
身につけていくか、
とても分かりやすい理論で
伝えてくれていると思います。
ちょっとでも「堅いなぁ…」と
感じると、
途端にまぶたが落ちてくる私でも
「ふむふむ、なるほど～！」と読めた本です。
その本の終わりのほうに
ひときわ”ハッ”と目を惹く
一節がありました。
それは、
「詐欺師症候群」というもの。
別名「インポスター・シンドローム」と
呼ばれているそうですが、
この言葉、
あなたはご存知でしたか？
私はこの本で初めて知りましたが、
読み進めていくうちに、
「あぁ、あるわぁ…」と
大きく頷く内容でした。
この詐欺師症候群とは、
『自己評価が低く、優秀だと思われると
周囲を欺いているような気持ちに捉われること』
だそうです。
またその他にも
自己評価の低さゆえに、
社会での成功を自分の力で手にしたものだと
思えず、「ただ運が良かっただけ…」と
小さく受け止めてしまったりする。
これは女性に多く見られ、
自分の外側のメッキが剥がれて
中身が見えた時に
「なーんだ、大したことないじゃん！」と
思われるのではないかと
怯えてしまうのだそうです。
あなたにも
思い当たる節はありませんか？？
面白いことに、
これは謙遜文化の根強い日本人だけではなく
世界中の女性、
そして有名なハリウッド女優の方ですら
そういうメンタルに陥ることがある、と
告白しているそうです。
何度も言いますが、
私にも「あります！」
ありません、と
涼しい顔で言いたいですが、
人間なので「あります(笑)」
例えいくら周りの方に
「○○でスゴいですね！」
「さすがだわぁ！」などと
ありがたい賞賛の言葉を
かけていただいたとしても、
「いや、本当の私は家で△△して、
××してるただのおばちゃんです。
こっち見ないでください！！」
と心のシャッターを下げて
全力拒否したくなる
バイオリズムの時もあります。
でも、
この一節を目にしたとき、
なんだかとてもホッとしたんですよね。
「あ、私だけじゃないんだ…」と。
ハリウッドの女優さんですら
そうなんだから、
私がそうなったって仕方ない！
恐らく、彼女のギャップより
私のギャップの方がまだ小さいはず(笑)
それならメッキがはがれることに
怯えるよりも、
その剥がれた部分も
丸ごと「ま、アリでしょう」と
まずは自分で認め、
そんなミカでも「アリでしょう」と
言ってくれる人と繋がっていけば良い。
そして、
私もそんな人たちを
大切にしていけば良い。
そんな風に思えたんですよね。
私たちが
「人から良く思われたい」
「がっかりされたくない」
こう思ってしまうのでは、
もう無意識の領域。
「エゴ」ともいうかもしれません。
「みんなそうなんだ！」と
思えたら、
自分を責めたりすることもないって
思いませんか？
案外、完璧な鉄仮面を
かぶっているあなたよりも、
ちょっとほころびが目立つ
あなたのお面の方が、
どこかユーモラスで
愛着がわくかもしれませんよ！
きっと私も
そちらの方が好きだと思います＾＾
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それではまた。
この後も
素敵な時間をお過ごしくださいね。
センドミカでした。
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