●節分と茶道
こんにちは、福島美香です。
季節感を大切にする茶道の茶花を知ることで、うつり変わる日本の四季を楽しめることができますよ!

日本文化の中にある、「節分」。
多くの方は、鬼に豆を巻いて追い払う、豆を歳の数だけ食べると健康になる、といったことは聞いたことがあると思います。
節分とは、季節の節目の前の日、立春の前日という意味があります。
そのため、毎年2月3日が節分になるわけではありません。
実は、この節分、旧暦では立春こそ新年の始まり、節分はその前日といわれています。(江戸時代までは節分が大晦日のような扱いだったそうです)
では、なぜこの日に鬼を祓う行事になったのか。
それは、これからやってくるかもしれない目に見えない鬼(疫病や災害)がやってこないように事前に追い払おうということだそうです。
だから、鬼が嫌がるものとされる、豆やひいらぎいわしなどを飾って外から鬼がやってこないように、という願いが込められています。
全国各地で行われる節分の行事でも、かけ声の「鬼は外、福は内」というのはそのような意味があるからです。
現代では、炒った(鬼を射るともいう)豆を鬼役に向かって投げて、その豆を最後に食べることによって、鬼退治の意味になるといわれています。
(参考資料:国立天文台暦計算室「節分の日が動き出す」「暦要項」「春分の日・秋分の日」「秋分の日が動き出す」「閏年と旧暦について」)

さて、そんな日本文化の節分は、茶道のお茶会にもテーマとしてあげられることがあります。
例えば、鬼の和菓子を用意したり、節分に関連する掛軸などを用意したりします。
その理由の1つは、茶道は季節感をとても大切にするからです。
昔は、エアコンやこたつなどはなかったため、目に見える姿形によって、涼しさや温かさ、季節の流れを表現することで楽しんでいたのです。
その考え方が今現代でも引き継がれることで、単調な日々の中にも、メリハリをもたらしてくれるヒントが得られます。
<おもてなし茶道のコンセプト>
・より多くの方に茶道や抹茶を楽しんでいただくこと
・茶道を通して自分の文化を知ることで、多文化にも興味を持つことで視野や価値観を拡げて自分の世界を豊かにすること
・先人から受け継いできた茶道の中から「生きていく上で大切にすべきこと」を分かりやすくお伝えして、日々を楽しく過ごしていただくこと
茶道具があればいつでもどこでも好きな時に、気軽に茶道を楽しむことができますよ!


