「学びのゲーム化」を深掘りする-その9「親が探究する姿勢を示す」 | 問題意識の教材化(MIK)ブログ

問題意識の教材化(MIK)ブログ

今の「学び」を「〇〇のため」で終わらせずに、「〇〇とともに」にしていくために、問題意識を教材化して、日本の教育システムで閉ざされたものを開き続けます。



今日の一日一読は第四章「親の「探究する姿」を見て、子は育つ」を含めて、本書の最後までです。第四章の内容は子どものことではなく、親のことが触れられていたところが興味深かったですが、実際に親が率先してやるかどうかは疑問が残りました。


今日の働き方改革で、大人たちは自分の仕事のことで精一杯になっている中で、子どもの教育にどこまで意識を持てるかは困難を増していると感じています。


その意味で、昔は当たり前であった職住一体の暮らしがキャリア形成のとって有意義だという再評価が必要になってきたのかもしれません。もちろん、ただ昔に戻すだけでは良くなる保証はありません。


大人が探究しやすい環境と併せて、子どもたちのキャリア教育につながる工夫をどうしていくべきかが問われていると実感しています。