今日の一日一読は第2章の最後「ある教室のストーリー――広い意味でのコミュニティの構築」までです。今回の内容を読んで、バーガー氏のクラスの生徒たちが「ろう文化」について学び、それをより実践的に体験するために、ろう文化に関わる人たちとの交流の機会を増やすだけにとどまらずに、実際にろう学校へ生徒たち(しかも保護者も含めて)が訪問していました。
訪問に至るまでのプロセスは必ずしもうまくいくとは考えられない状況になっていたりしたこともあったことが伺えましたが、その時はなんとか成功裡に終わったようです。
そこまでリスクをとっても、体験の機会を重視したことで、生徒たちの成長が一段と大きくなったこともよくわかりました。
全体的に、ろう文化に関する座学の部分と実際の体験の部分の関連性をもう少し詳しくまとめてもらえたらより示唆に富む内容になっていたと思います。