偉人の子供時代の習慣を深掘りする–その29「なぜそうなるのかという驚きの大事さ」 | 問題意識の教材化(MIK)ブログ

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今の「学び」を「〇〇のため」で終わらせずに、「〇〇とともに」にしていくために、問題意識を教材化して、日本の教育システムで閉ざされたものを開き続けます。



今日の一日一読は第4章の続きで「羅針盤との出合いが「相対性理論」を生むきっかけに――アインシュタイン」までです。今回は幼いころの記憶に残る出来事として羅針盤との出会いを挙げたアインシュタインです。


この話を読んで、知識のない状態で記憶に残る出会いをすることは本当に大切だと感じました。知ってしまえば大したことではないと思われることでも新鮮な目で見れば全然違った捉え方ができ、子ども時代に出会ったことが生涯忘れない想いにつながることは十分に考えられます。


アインシュタインの場合、その想いが「相対性理論」へと結実しているので、重要性は言わずもがなだと思います。


ただ、現代の子どもたちがアインシュタインの子供時代にような衝撃的体験をどれだけできているかは疑問符がつきます。たいていのことがインターネットで調べられて、これからは調べる前にAIが教えてくれる時代になっていくことを考えると創造性が生まれる余地をどう作っていくかが課題になると感じました。